タイトル交通事故シリーズかな？(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、オリジナルのファンタジー世界もの。大体タイトル通りです…
「当PT以外での活躍をお祈りしています」
やる夫の追放はそんな言葉から切り出された。やる夫はこのパーティの荷物持ちである。
正確にはどういうことかパーティメンバーが魔物を倒してもレベルが上がらず、リーダーであり「勇者」であるやらない夫がLV31なのに対してやる夫は未だにLV3。荷物持ちやその他裏方以外やりようがないのである。
しかしやらない夫の狙いは別なところにもあった。
やる夫を切り捨てる姿勢を見せるやいなや、同じパーティメンバーで、やる夫の幼馴染であるジータ(グランブルーファンタジー)を自分のものにしようという欲望も隠そうとせず押し出してきた。
更にあろうことか「どうせだったら死んでもらった方が好都合」、なんてことまで言いながら剣を抜き殺そうとしてくる始末。
この世界では勇者はそれだけの「特権」を持っているのだ。
殺される寸前でやる夫は崖から落下。気が付くと魔族たちの住む魔族領にある村まで川で流されてしまっていた。
そこで魔族の少女コッコロ(プリンセスコネクト)に介抱されていたやる夫は、コッコロからあることを頼まれる。
それは、この村の村長になって村を盛り立てて欲しい、ということだった…
んー、これはなろう追放物！
やる夫が流れ着いた村はただの寒村ではなく、どういうわけか前魔王の娘であるホーネット(ランスシリーズ)がいたり、魔族四天王のウィズ(この素晴らしい世界に祝福を！)がいたりとある意味でおかしい村なのだが、彼女たちがここにいるのにはちゃんとした理由がある。
ともかく村唯一の人間という立場から近隣の村との交渉から始まり、人が増えてくることでどんどん村が発展していく。
途中やる夫はコッコロから奉仕を受けるわけだが、翌日やる夫のレベルが上昇していることに気が付く。
やる夫は非情に珍しいことに誰かと致すことでレベルを上昇させられる体質らしい。わかった！これなろうじゃなくてノクターンだ！
この体質があれば勇者とも戦えるのではないか、と考えるやる夫だったがその前に勇者の不気味な性質が立ちはだかる。
勇者は「死なない」。正確にはどこぞのRPGよろしく死んでも教会で蘇生してしまう。パーティにいるメンバーも同様に。ん？やる夫？やらない夫からすればパーティメンバーじゃなかったから…
どうすれば不死身の勇者を倒すことができるのか。
やる夫まとめくす 勇者PTを追放されたやる夫がなぜか魔族の村の村長になって〇ックスでレベルアップしながら復讐する