ヤツこそは伝説のスーパーマサラ人(挨拶
ハーメルンで連載中のポケットモンスターの二次創作小説で、アニメ版ポケットモンスターを主軸に日記形式で話を展開していく。主人公はサトシに憑依した現代日本からの転生者。
マサラタウンのキャンプで頭を打った時、前世の記憶を取り戻した。今日から日記を付けていきたいと思う。
俺の名はサトシ。そう、あのサトシだ。
最初は何が何だか分からなかったが記憶の折り合いがついた頃には前世の記憶に引っ張られてアニメに比べて大分大人びた人格になってしまった。
ともかく今の俺には前世の記憶というアドバンテージがある。それによれば後1年後にポケモンを貰い、マサラタウンを旅立つことが決まっている。
だから1年間トレーナーとしての力を付けるために努力した。
まずはこの世界と前世の知識のポケモンについての差異を埋めるべくオーキド博士の研究所で本を読み漁る。特にバトル時の技については完全に別物だ。
他にもポケモンについての知識を自慢げに披露してくるシゲルに廃人としての知識の暴力をお返ししたり、ナナミさんのイーブイについての進化の方法を教えたり、博士のツテで四天王のワタルと知り合いになったり…
そうこうしている間に月日は流れ、明日はいよいよ旅立ちの日。
緊張してきて眠れない。こういうときこそマサラタウンの道場での修行の成果を見せるのだ。精神を落ち着かせて…スヤァ。
ストーリーは概ねアニポケ通りに進行するが前世で廃人やってただけあってバトル…特にジムバトルについてはかなりガチ＆真摯に取り組んでいる。
ジムリーダーは公式設定なのか挑戦者の実力を見るために使用するポケモンをトレーナーに合わせて使っているが、ジョウト編などではカントーでジムバッジを8個集めた実績を盾にガチバトルをジムリーダーにお願いするほどバトルというものに飢える姿勢を見せる。
しかしこういったサトシに影響されてかシゲルどころかロケット団の2人もしっかりポケモンを鍛え上げているため、バトルに関して無双するような展開にはならない。そもそもレッドがヤバい。
ストーリー進行がアニポケ通りとは言ったがしっかりと劇場版の要素も取り入れており、サカキ戦であのミュウツーと戦いゲットしたりしている。
旅について大きな違いはあの劇場版のラティアスがジョウト編で既に出会い、旅に同行していること。
ご存じの通り「水の都」ではラティオスが犠牲になってしまう。その展開を嫌ったサトシがラティオスが犠牲にならなくてもいいように、ジョウト付近にあるらしいアルトマーレに近くに寄った際に来訪するのだが…
お転婆なラティアスがいろいろあって半ば無理やり旅についていくことに。ラティアス可愛いよラティアス。
ちなみにニューサトシ的にはあまり伝説系のポケモンには関わりたくないらしい。伝説厨じゃないんですよ。