魔界転移のメガテン久しぶりだぁ(挨拶
安価・あんこ系のやる夫スレ作品で、女神転生シリーズを原作としてオリジナル要素を入れた作品。主人公は高校生のやる夫。
高校生の一大イベント、修学旅行。
玉藻高校2年生一同は修学旅行のためバスで東京を目指して高速道路を走っており、バスの中は大いに盛り上がっていた。
そんな中バスの中でスマホゲームに熱中していたやる夫は腐れ縁のクラスメイト、森田直哉(呪術廻戦より禪院直哉)にウザ絡みされていた。
直哉はやる夫に本題として自分のスマホを見せる。そこには「才能診断占い」と称する怪しいアプリが表示されていた。
最初は興味の無かったやる夫だったが幼馴染の咲恋(プリンセスコネクト！よりサレン)も加わってヒートアップ。そんなに言うなら、と一度やってみることにした。
いざ始めてみるとこのアプリ、質問に対しての回答を入力する欄が存在しない。
どういうことかと戸惑うやる夫に、二人は回答を思い浮かべながら「次へ」を押すのだという。
半信半疑ながらもやる夫がやってみると、驚くことにアプリはやる夫の脳内の回答を言い当てた。
その後も回答を続けていって最後に異質な質問を受け、ようやくアプリの診断結果が出た。
やる夫に表示された才能は《ヒーロー》《見稽古》。
ここまでは普通だったが最後の3つ目の才能。やる夫の横で画面を一緒に見ていた咲恋と直哉には表示された才能が黒塗りの文字になって見えていない。
だがやる夫にははっきりと表示された才能が見えていた。《救世主》と。
それについて言及しようとした瞬間、やる夫たちは衝撃と轟音に見舞われた。
担任のフェイト(魔法少女リリカルなのはシリーズ)の悲鳴交じりの忠告も束の間、生徒たちが衝撃で前へと投げ出されていく。
混乱の最中やる夫が見たものは、まばゆい光と砂の大地だった…
さて、この作品が他の女神転生作品と違うのは悪魔との契約にある。
基本的に女神転生シリーズでは悪魔を仲魔にするには交渉する、悪魔合体するなどの方法があるが、この交渉において人は《才能》を対価として悪魔に差し出し契約することができる。
怪しいのはバス事故の転移の際、現れてフェイトと契約して生徒達を助けた大天使ミカエル(ブルーアーカイブよりミカ)。
やる夫達はミカエルから魔界についての説明を受け、フェイトは「何か」を対価にミカエルと契約したようだが…メガテニストからすればこんなレベルの大天使(しかも極LOWレベル)がほとんどタダ同然で力を貸してくれるなどきな臭すぎる。何らかの目的があるのは確かだが、フェイトの支払った対価が余程ミカエルにとって価値があったのか…
また、もう一つ怪しさがあるのがやる夫が魔界で一番最初に出会ったピクシーを名乗るキョン子(2chオリジナル)。
次に会った時もピクシーというのは詐称だと告げられるし、種族も電霊らしい。更にミカエルをかなり警戒している。謎が謎を呼ぶ展開ですね…
大天使に自称ピクシーの電霊、そして《救世主》の才能…不穏しかねぇ！
やる夫エロ本棚 女神転生へっぽこサバイバー ～ やる夫はクラスメイトと共に魔界に転移するようです ～