ただし、主人公は人間ではないものとする(挨拶
ハーメルンで完結済みのポケットモンスターを原作とした二次創作小説で、ミュウツーになった元ポケモンプレイ勢が、ポケモンが存在しない現代社会で人とポケモンの懸け橋になるために奔走する話。
「私」はどこにでもいる、ごく普通の人間だった。
ゲーマーで、特にポケモンが好きだったが、やりこみや厳選に苦手意識があって、ストーリー全般や図鑑埋めくらいで満足するライト層。
しかし今は、洞窟の中で、指が3本しかない手を見ながら自問自答している。
湧き水に映る自分の姿は、ポケモンのミュウツーそのもの。
そして、この姿で目覚めた時に脳裏に響いた美●明宏ボイスの”知らぬ者たちとポケモンとの懸け橋となれ”という言葉。
ーははーん、つまりこの世界は「Pokémon LEGENDS アルセウス」的なあれですね?
ポケモンを警戒する人間と、ポケモンとの仲を取り持てと。
ならばミュウツーの身体は都合がいい。
ポケモンが気軽に人間に「わざ」をぶっぱしてくる世界で、生きてられるのは主人公補正ないとムリムリ。
その点ミュウツーは種族として強いし、一応は二腕二脚で人型だし、テレパシー使えるエスパータイプだしな…最後に関してはアニメだと伝説・幻のポケモンは気軽に喋ってる印象だが。
いきなりミュウツーにされていることに思うところがないといえばウソだが、”宇宙の創造神”相手じゃ何言っても無駄だろう。
とにかく、”人とポケモンの架け橋(仮)”として、人間たちに友好的に接触しなくては……!
洞窟の外に出てみて思った、ヒスイ地方じゃないじゃんね。ビルも普通にあるし、線路や道路もある。森や林のあちこちにはポケモンの姿はあるが、外を行きかう人の姿が無い。
あまり気は進まないが、エスパータイプのテレパシー能力で周辺の意識を読んで情報を集めてみた。
ありゃー…「LEGENDS アルセウス」じゃなくて「G●TE」とかそっちの現代パニック系ですねこれは。
いつもの邪神のお戯れにて現代社会がポケモン世界と融合、ポケモン達が現代日本に出現することに。
本作の主人公は廃人というわけではないがポケモンプレイ勢。しかし、人間のままというわけではなくかの有名なミュウツーになっている。
ポケモン現代入りの作品はいくつかあるが、概ね主人公たちは慎重に動いている。
そりゃあ突然現れた謎の生物の知識を持っています、なんてことが知られれば怪しまれるのは必然だからだ。
だがこの主人公は自身がミュウツーであることを活かし、積極的に政府にコンタクトを取り協力している。ポケモンならポケモンの事情を把握していてもおかしくはないからね。
この世界の人間にポケモンの生態やモンスターボールの作り方を教え、人とポケモンが共存していける環境を作っていく。
掲示板回も結構多めで農家や漁師など、生態系が変わったことで影響が出そうな人々の反応も知ることができる。日本は今日も平和です。
問題はポケモンバトルだよなぁ。ZAは街中でのポケモンバトルの問題を上手く解決したと思う。
ハーメルン ポケモンに翻弄される現代社会、あるいはのうてんきミュウツー