あー困りますお客様!あー!(挨拶
ハーメルンで連載中のブルーアーカイブの二次創作小説で、ミレニアムが開発した装置によって先生の思い出…つまりメモリアルロビーが映像化されてしまったことから始まる騒動を描いた話。マズいですよ!
その日、キヴォトスに激震が走った。
今年のミレニアムプライスでエンジニア部が開発を進めていた装置が発表されたのだ。
その名も「メモリアルロビー」。
コトリの説明を借りるならば記憶の抽出と映像化を実現するヘッドギア&高性能プロジェクター型の装置で、なんと録画機能も完備。
つまり、思い出を映像記録として保管し、いつでも見返せることを可能とした凄いものだった。
テスターに選ばれたのはシャーレの先生。
ユウカの「先生がキヴォトスに来てから嬉しかったことは何ですか?」という質問に対して、メモリアルロビーが映像を映し始めた。
それは先生がキヴォトスに来てから歩んできた道のり。ミレニアムだけでなく、ゲヘナやトリニティをはじめとする様々な学園にて起きた、騒がしく楽しげな日常。試練を超えた先に見れたであろう、苦難の果てに辿り着いた大団円の数々。先生は目を細めながら、そんな思い出達を愛おしそうに眺めていた。
しかし問題はここからだった。
ヒビキの「先生が美しいなって感じた思い出とか、見せてほしい」という質問で映し出されたのは月明かりに照らされる森の中、優しく微笑むミネに膝枕に誘われる映像。
ちょっと修羅場になりかけたものの、それから映し出されたピアノを弾くヒナや晄輪大祭前夜の映像でひとまず場は落ち着いた。
だが次に飛び出したシノンの「一番ムラムラ…もとい、生徒を女性として見てしまった思い出をぜひ!」という質問に対してメモリアルロビーに映った映像。
それは、淡雪が舞い落ちる露天風呂で、豊満な身体を手拭い一枚だけで隠したゲヘナの風紀委員、火宮チナツの姿だった…
わ、ワァ…
メモロビ。それはブルアカに登場する生徒との思い出にして性癖の塊…
しんみりするようなものもあればこんなんええんか?と言いたくなるようなものまで様々。
先生、つまり生徒にとっては気になる異性と二人で過ごす時間だからこそ、大胆になってしまう生徒もいるわけだが…
他の生徒から見れば自分より積極的な生徒にジェラシーしたり、エ駄死判定したくなったりしたくなっちゃうのも当然。
特に温泉チナツはヤバイ…ともすれば一番先生に異性的な意味で接近したメモロビでは?
というか軒並み風紀委員はメモロビが人に見せられない。お前に言ってんだよアコ。
こうしてキヴォトスは修羅場へと向かう。盛り上がってまいりました。
シリアスにメインストーリーをがっつりやる作品もいいけど。やっぱブルアカはこういうタイプの作品読んでるのが一番面白いと感じる。
さーて、メモロビ鑑賞会の始まりだぜー?