心が死んでそう(挨拶
ハーメルンで連載中のオリジナル小説で、お馴染み異世界転移からの美醜逆転をテーマにした作品。R-18なので注意。
三柳冬和(みやなぎ とうわ)は転移者である。
半年前にこの世界にやってきて、女神から貰った特典である回復魔法を生かして治療院を開いて暮らしていた。
元々ネット小説は読む方だったので、自分の置かれた状況は理解している。同時に、冒険者ギルドで討伐に挑戦してみて自分には無理だ、ということも理解した。
そんなこんなで治療師として生計を立てることにしたが、この世界には一つ特徴があった。
元の地球とは美醜の基準が逆なのだ。地球では美人と言われていた人が顔を背けられるような扱いをされていて、逆もまた然りである。ちなみに冬和の顔面基準値はこの世界でも普通らしい。
あまり人が来ないことに肩を落としながら院内の掃除をしていると、可愛らしい声が聞こえた。
久しぶりの客か！と喜びながら玄関に向かうと、そこには(彼の基準で)素晴らしく美しい銀の髪のエルフの女性が荒い呼吸をしながら治療を懇願していた…
ファンタジーと言えば美しいエルフ！お約束だよなぁ！
さておき、この小説はR-18ではあるが、序盤からガンガンそういう描写があるわけではない。
というか本稿執筆次点で46話あるのだが、ヒロイン勢が誰も主人公と致していないどころか他キャラすら本番描写が1度もないというじっくり具合。
この作品はハーレムになる過程を丁寧に描いている。それ自体は(個人的には)好ましいけれど、パンツ脱いで待機してる勢はどうすればいいんだ…
ヒロインは人間、エルフ、獣人、龍族と中々バラエティに富んでいる。それだけに早く結ばれる展開が見たいが、この分だと中々先になりそうだな…
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