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ハーメルン ブルーアーカイブ

異世界捜査部シャーレ

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ブルアカにしては異色の作品(挨拶

ハーメルンで連載中のブルーアーカイブを原作とした二次創作小説。主人公は現実世界のブルアカプレイヤーで、気がついたらキヴォトスではないファンタジー異世界に「先生」として転移していた。

……我々は望む、七つの嘆きを。
……我々は覚えている、ジェリコの古則を。
どこか聞き覚えのある言葉が浮かび、目が覚める。だが手に感じたのはベッドではなく土と草の感触。
どこだここは。そう思いながら辺りを見回すと一面の大森林が広がっている。
昨日は確かソシャゲの日課をこなしてから普通に酒を飲んで寝たはず。外に出た記憶もなければましてこんな大森林に来た覚えなどない。
驚いたがとにかく状況確認が優先だ。まず自分がリュックを背負っていることに気がついた。
中には携帯食料、水の入ったペットボトル、スマホにタブレット、それにクレジットカード。
自分のものでないタブレットも怪しいが、裸で入っている上に会社のロゴも何も入っていないクレジットカードの方が意味不明で余計に不気味だった。
とりあえずスマホを起動してみると、ホーム画面が見知っている自分のものではない。電波はもちろん圏外だ。
中身も自分の入れていたアプリなどは消えていて、そのうちの1つに「モモトーク」があった。
モモトークといえばソーシャルゲーム「ブルーアーカイブ」の作中に登場するトークアプリだ。
一瞬ここがブルアカの世界かと思ったが、ブルアカの世界…キヴォトスにこんな大森林は存在していない…はず。
混乱しながらもタブレット…シッテムの箱をリセマラで死ぬほど見たパスワードを唱えて起動するとお馴染みのアロナが画面の中に現れた。
喜びながらアロナに現在位置を訪ねると、WifiもGPSも含めたあらゆる電磁波を周囲に観測できないとのこと。
どうやらここは地球でもキヴォトスでもない世界…かもしれない。

異色のブルアカ作品と言ったのはこういうわけで、舞台がキヴォトスではなくオリジナルのファンタジー世界。
主人公は現実世界の人間だが、ブルアカの「先生」としてこの世界に転移してきた。
主人公はクレジットカードこと「大人のカード」を使ってキヴォトスからブルアカのキャラを召喚することができるようだが、誰でもというわけではない。
シッテムの箱の中にはお馴染みの「ガチャ」を引く機能があり、食料などのアイテムが出る中ガチャで引き当てた生徒だけをキヴォトスから召喚することができる。
キヴォトスの住人たちはブルアカのストーリー通り「先生」とは交流があったようで、キヴォトス側からすれば「先生」が消える瞬間が監視カメラの映像として記録されていたらしい。
また、ガチャで召喚した生徒をキヴォトスに送還することも可能でブルアカのキャラたちがファンタジー世界に来て驚いているところも面白味。アリスなんか永住しようとしてるし…
キヴォトス側も「先生」が不在の状況は非常にマズいのでどうにか生徒達と力を合わせて帰る方法を探すことになったのだが、主人公は厳密には「先生」ではないのでなんとか「先生」を演じて誤魔化すことに。

主人公と「先生」の関係は不明。主人公も元の名前が思い出せず、ブルアカのキャラたちが知っている「先生」の名前を聴いてもノイズが走って認識できないなど不穏の影が見え隠れしている。

ハーメルン 異世界捜査部シャーレ

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