ゴリラだ！ゴリラが出たぞ！挨拶
ハーメルンで連載中のようこそ実力至上主義の教室への二次創作小説で、ステータスがいろいろとおかしなことになってるオリ主がやらかす話。
自分が幸運だと感じたのはいつだろうか。
乗っていた飛行機が墜落したのに自分だけが生き残った時か、宝くじを買った時に一等が当選した時か。
あるいは墜落した現場で人生の師匠に出会ったことか。
師匠はいろいろとぶっ飛んだ人だったが土下座の仕方から戦車の壊し方まで教えてくれたすごい方だ。
そんな師匠に勧められ、彼…笹凪天武(ささなぎ てんぶ)はある場所へと向かっていた。
師匠曰く、将来の日本を背負って立つに相応しい人物を育てる教育機関らしい。
しかしロクに学校に通った経験のない天武は高校というものがイマイチわかっていなかった。
バスから降りて校門をくぐると、「青春という奴だな」などとある種の感慨が浮かんできた。
実は天武には学校生活というものに少なからず憧れを抱いていた。これまでダイハードな人生を送ってきた反動…とでもいうべきか。
学校へと向かうバスの中で一緒だった櫛田桔梗という女生徒と知り合いになり、これからの学園生活に思いを馳せる天武だったがこの「高度育成高等学校」は普通の高校ではなかった…
最もこの主人公も常人ではないんですがね？
何を隠そうこの主人公、常軌を逸した身体能力の持ち主でありモノローグで語っていた「戦車の壊し方」とは素手で解体することである。えぇ…(困惑
師匠の人のモデルが過去に少年サンデーで連載していた「史上最強の弟子ケンイチ」に登場する梁山泊の達人たちのようで要するにこの主人公、「多方面に才能を持つケンイチ」みたいな感じ。チートじゃん。
学校に入学して本編開始からこの主人公、持ち前の才能を遺憾なく発揮していく。特に目を見張ったのは無人島でのサバイバル試験か。
得点を取るためのスポットを「地面から引っこ抜いて」キャンプ地に集め、大量の得点獲得に成功している。
何かしらの工具を用いたんじゃないか、という指摘に対してはその場で買ったスコップを「腕力で丸める」ことで説得(物理)している。賢いゴリラじゃねぇか！
常人ではどうあがいても勝つことができない身体能力のため暴力に出る手段はまるで意味がない。月城さんェ…
シリアスの顔をしたギャグのような作品。いや、作品的にはシリアスなんだけどこう…乾いた笑いが出てくるっていうか…