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ハーメルン 鬼滅の刃

鬼狩りの鬼

投稿日:

奴を殺す、その日まで。

ハーメルンで連載中の鬼滅の刃の二次創作小説。主人公はオリ主で、鬼である。

いつしか鬼殺隊ではある噂が流れていた。
「鬼を狩る鬼がいる」という噂だ。日輪刀を持ち、呼吸を使って鬼を殺す鬼。
下らない噂だと思いながらも、最近妙なことが多く、完全に否定はできない。
鬼殺隊の頂点である柱の一人、水柱・富岡義勇はそんなことを考えていた。
そのとき、鎹烏からの伝令が入る。箱根で人が食われていると。
現場に急行した義勇は、そこで日輪刀を持ち、右目に下壱と刻まれた鬼と遭遇する。
「遅かったね、鬼なら、とっくに斬ってしまったよ」
その鬼・独孤と戦闘に入るが、幾度か打ち合った後、逃げられてしまう。
義勇から辛くも逃げ切った独孤は、水柱である義勇の技や呼吸を見て多少なりとも学べたことに安堵し、「鬼舞辻無惨を殺す」という自分の目的を再確認するのだった。

鬼滅の刃という作品に出てくる鬼は大体2つのパターンに分かれるように思う。「無惨に鬼にされた後記憶や人格を喪失した鬼」と「鬼にされても記憶と人格を保持している鬼」である。
原作で例えれば猗窩座が前者であり、童磨等が後者にあたる。
この主人公・独孤は前者の鬼で、無惨に鬼にされた後、元の人格を失って人間を大勢殺して力を付け、人間だった頃の肉親を皆殺しにし、食らった時に自分を取り戻した。
その時に絶望して日光で自殺しようとするが、自分の家にあった刀を見て、「鬼の肉体を以て鬼殺の剣士のように戦う」ことを思いつき、死ぬ前に元凶である鬼舞辻無惨を殺すことを誓う。
こういう「自分が救われない・救われてはいけないことを自覚しながら戦い抜く主人公」はある種の儚さがあってかなり好み。
結末で救われるのか救われないのかが一番気になる。

いいところで更新が止まってしまっているのが残念。できれば再開してほしいが…

ハーメルン 鬼狩りの鬼

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