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ハーメルン ブルーアーカイブ

憑依in実験体のアビドス生徒

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またおじさんが曇らせられるのか…(挨拶

ハーメルンで連載中のブルーアーカイブの二次創作小説で、アビドスの男子高校生だった人間に憑依したおそらく現代社会人が主人公。原作知識はない。

目が覚めたら血に染まった風呂の中だった。
風呂の意味ねぇじゃん、なんて言葉が口をついて出るがそこでまず自分の様子がおかしいことに気がつく。
この光景に驚きもしないし慌てもしない。感情の起伏が感じられない。多分、この身体に精神が引き摺られているんだ。
状況把握のために周囲を見渡すと風呂どころか周囲が赤で染まっていた。浴槽の中をチェックしてみるが肉片などがあるわけでもない。つまりは自殺だ。
しかし自殺にしては妙なところがある。この身体には傷がないのだ。
周囲を一色にするほどの夥しい出血量にも関わらず傷跡が見当たらず、それどころか失血死していないというのは奇妙な話だった。流石にこの身体が人間なのか怪しくなってくる。
考え込みながら浴室を出ると玄関付近で生徒手帳を見つけた。
アビドス高等学校2年、班目ユウ。それがこの肉体の名前のようだった。リビングで見つけた薄い水色のロングヘアーの女子生徒と桃色のショートカットの女子生徒の2人に挟まれたツーショットの写真では顔を赤らめる年相応の姿もある。それがどうしてこうなった。
だがそれよりも疑問だったのは写真の女子生徒2人が天使の輪を頭に浮かべ、小さい方の女子生徒は防弾チョッキを着こみ銃器を持っていたことだ。物騒すぎるだろうこの世界。
天使の輪は班目にはなく、ただの人間のようだ。しかしそれを苦に自殺するようには写真の様子からは伺えない。
自殺の理由を探るべく自室を漁っていると、勉強机の上に置かれたノートが目に留まった。
どうやら班目のつけていた日記のようだ。
そこには、班目ユウという人間が如何にして壊れていったのかが書きし記されていた…

タイトルから推察できる通り、ホシノの前に黒服の実験体になったのが班目ユウという生徒。
主人公は日記を読んで班目の身に何が起こったのかを概ね把握した後、「顔無し」と名乗り班目のやりたかった事…つまりアビドスの助けになるために動き始める。
オリ主が主人公ポジでないということはこの世界には当然「先生」が来る、ということであり便利屋として活動していたオリ主を心配だから雇う、という形で先生と交流していく。ちなみに女先生。
便利屋として活動している、とは言ったが便利屋68に属しているわけではなく同業者である。交流も一応あるようだ。
この作品の焦点はやはりホシノとオリ主の関係にある。ホシノからすればオリ主、もとい班目ユウはユメ先輩が亡くなった時に当たり散らすようにアビドスを追い出した相手であり、班目ユウは自分の無力さから自分の身を黒服に実験台として売ることでアビドスの借金を軽減して後冒頭に繋がる。班目の肉体の異常な再生能力はこの実験からか。
この関係性に現在進行形で巻き込まれているのがオリ主であり、オリ主からすればホシノは絶賛会いたくない相手、というわけだ。

果たして「班目ユウ」は本当に死んだのだろうか?それとも…

ハーメルン 憑依in実験体のアビドス生徒

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