クソが！ランクマを荒らしまわりやがって！(挨拶
ハーメルンで連載中のONE PIECEとポケットモンスターの二次創作小説。主人公は現実世界から剣盾のユウリに憑依してONE PIECE世界に転移したオリ主。
目が覚めたら目の前に黄色い何かがいた。
よく見るとつぶらな瞳にずんぐりむっくりした体型、そして大きな体に小さい翼。…ドラゴン？
驚いて声を出すと驚くほどに高い。自分の声はこんな声だっただろうか？
考え出すと止まらなくなってきた。自分は寝る前に何をしていた？そもそも自分は誰だ？何も思い出せない？親も？自分の名前も？
だが目の前にいるドラゴンのことは知っている。「ポケットモンスター」というゲームの中に登場するポケモン…カイリューだ。
自分のことは何一つ分からないのにどうしてカイリューのことは知っているのか…？
カイリューも自分のことを知っているのか、笑顔を浮かべると抱き着いてきた。
カイリューと戯れているうちに自分が帽子を被っていることに気づく。そこで服装をチェックすると、腰のベルトにモンスターボールが6個付いてる。道具の入ったバッグもあった。
そのモンスターボールのうちの1つをカイリューが指した。使い方は知ってる気がしたので手に取ってカイリュー向けると赤い光が発射され、カイリューはボールに吸い込まれた。どうやらこのカイリューは自分の手持ちらしい。
初めて使うハズなのに、なぜボールの使い方を知っているのだろうか。
…なんとなく状況は分かってきた。「この体」の持ち主、ポケットモンスターソード・シールドの主人公ユウリの記憶がすっとんでできた人格、もしくはよくわからない「何か」が憑依したのが自分なのだ。
結局何をすればいいかもわからず、カイリューと一緒に旅をしながら考えることにした。
ここがポケットモンスターの世界ではないなんてことは全く分からずに。
これも中々に意外なクロスオーバー。主人公の外見はユウリだが、中身は中々えげつないことになっている。
単純にガラル地方を冒険しているだけでなく、転生してきた現実世界のプレイヤーがこれまでプレイしてきたポケモンシリーズの主人公たちの記憶やら経験やらまで詰め込まれているらしく、自分に関して何も思い出せないのはそのせい。代わりにバトルでの指示は抜群に上手い。
ポケモンたちにも適用されているようで、例えばカイリューならプレイヤーのファイアレッドの頃からの手持ちであり、剣盾までポケムーバーやポケバンクで連れまわしてバトルしてきた経験値があり、住人がバカみたいに強いONE PIECE世界でも全然戦えている。多分とくせいパッチ当ててマルスケですよね…やめてくれよ(絶望
手持ちにいるポケモンはカイリュー、デンリュウ、メタグロス、ミロカロス、シャンデラ、ザシアン。ザシアン！？
とりあえず発見した近くの町で海賊の襲撃を退けながらアルバイトして生活することに。肉体年齢9歳の女の子には辛くないっすかね…
しかし、この島はあの名高い海賊「白ひげ」の縄張りで…？
地面の一貫性が辛そうなパーティじゃないかなぁ…