久々の古い作品紹介のコーナー(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、ドラゴンクエスト3を原作としたストーリーをなぞっていく中編ほどの完結済み連載作。主人公のやる夫はタイトル通り勇者ではなく遊び人。勇者は別にいる。
ここはアリアハンのルイーダの酒場。
遊び人のやる夫は昼間からやることもなくぐうたらしていたが、そこに勇者の蒼星石(ローゼンメイデン)と僧侶のかがみ(らき☆すた)が訪れる。
蒼星石が今年で16歳になったため、2人で世界を恐怖に陥れている魔王バラモスを討伐する旅に出ることになったのだ。
その話を聞いたやる夫は少し考えこむと自分も付いていく、と言い出す。遊び人として全世界デビューを果たして女の子にモテモテになりたいと本人は言うが…
しかし蒼星石は反対しなかったものの、勇者と僧侶はともかく3人目が遊び人ともなれば戦力的には不安がある。
そこでやる夫に戦闘力のアテとして紹介されたのが戦士のやらない夫。普段はアリアハン城の兵士だが勇者の手助けということで許可を貰い、パーティを結成した4人は旅立つこととなった。
だがやる夫は旅の途中、「遊び人」の自分ではどうしようもない絶望を目にすることになる…
ドラクエ3で遊び人、というと既プレイの方はピンとくるだろうがそれは後述。2008年とほぼほぼ黎明期ぐらいの作品で、序盤はギャグを交えた黎明期特有のノリで進行していく。いや、一部シリアスを除いては戦闘ですらギャグ調っぽい描写で進行することもあるわこの作品。
雰囲気のターニングポイントはテドン。道中のダーマで元々賢者の素質がある、と言われていたやる夫だったが「遊び人という仕事に誇りを持っている」と言い一度は転職を蹴る。しかし彼の地での悲劇を目撃したやる夫は賢者に転職し戦うことを決意した。作中屈指の名シーン。
やる夫が賢者に転職してからは、タイトルを「やる夫がドラゴンクエスト3で賢者になったようです」とタイトルを改め、第二部として連載を続けた。
テドンを滅ぼしたやつはマジで邪悪だったなぁ…
やる夫まとめ劇場(仮) やる夫がドラゴンクエスト３で遊び人になるようです