Find a New Life！(挨拶
ハーメルンで連載中のMCU版アベンジャーズシリーズと仮面ライダーゼロワンのクロスオーバー作品。主人公はゼロワンに変身できるオリ主だけど。
今日もニューヨークは晴天だ。巨大なビルがいくつも聳え立ち、人々は何事も無いように大勢闊歩している。そんな中で一際自己顕示欲に溢れていそうなビルの真下でニューヨークでは珍しくライスボール…つまりおにぎりを販売している少年がいた。
彼の名はハルト・ハヤカワ。祖父母両親は流行病で病死しており、学校にも行かずに僅かな遺産と彼にあった「前世の記憶」から得た料理人としての知識で細々とした生活を続けていた。
この世界には彼が生きていた前世と違って不思議な人間達がいる。キャプテン・アメリカやハルク等の謎の超人や、まさしく「自己顕示欲に溢れていそうなビル」ことスタークタワーの持ち主、トニー・スターク…またの名をアイアンマン。技術力はこちらの世界の方が進んでいるだろうが、治安は間違いなく最悪としか言いようがない。
だがハルトにはこの世界に生まれた時から持っている「力」があった。その力を使えば一般的な軍隊など目ではないし、この治安の悪い世界で生きていくことも容易かもしれない。
しかし彼は自分の力に恐怖していた。かつて1度だけ誰もいない山の中で試し、その全能感に溺れて襲いかかってきた野生動物を殺害した時、急に恐ろしくなったのだ。それ以来1度も力を使ってはいない。
その事に思いを馳せながら料理を作っていたハルトは、空に開いた「孔」を目撃する…！
アベンジャーズ側の時系列は文字通りの「アベンジャーズ」からスタート。しかし、主人公は最初力を使う事には否定的。理由は前述の通り恐れをなしたから。異世界転生した主人公って割とバッタバッタやってるけど、何の覚悟も無い一般人が突然戦う力を持ったらこうなるのは当たり前。
だがアベンジャーズでの市街地戦で人が襲われている事態に遭遇し、力を使うことを余儀なくされていく。
物語はMCUの時系列に沿って進み、アベンジャーズの後はアイアンマン3となる。
の、前にオリジナル編というかトニー編。アベンジャーズの市街地戦ではゼロワンに変身してから登場して戦ったのでキャップ達にはバレなかったがトニーにはバレる。そこで意気投合してトニーの世話になりつつ交流を深めた後、アイアンマン3が始まる…という流れ。ソーとハルクは今のところ絡みが無いがどうなるんだろうか。
そもそもソーはMCU作品だが主に地球外での話だから絡めるのは難しいか。
現在更新が楽しみにな作品の1つ。ピーター君早く出てきて！