本当は怖いブルーアーカイブシリーズ(挨拶
ハーメルンで連載中のブルーアーカイブの二次創作で、原作知識ありでブルーアーカイブの世界で先生をしている主人公が生徒達にシビアで明確な線を引きながらもご飯を作ったりする話。
異世界転生…と言えば確かにそうだろう。既存の原作転生と言えば二次創作だろう。
結論から言えば転生させられた。漫画の主人公の様なお人好しが過ぎる善性を持っているわけでもない。ダークヒーローと呼べる悲しき過去なんてものも無い。面白いエピソードの1つや2つならばあるがその程度だ。善性を持っているわけではないし信念を持っているわけじゃない。
俺が転生した世界はブルーアーカイブの世界だ…内容は知っているかどうか聞かれれば怪しい。性癖を歪ませるのと曇らせるものぐらいの認識だ。ただ言えることはソシャゲの世界なのは知っているから…何処か1つでも歯車が狂えばそれで起こるバタフライエフェクトが酷くなる。
ブルーアーカイブとはアメリカレベルにデカい架空の世界の大陸にある無数の学校が集まって生まれた学園都市の連邦生徒会の特別捜査部のシャーレで各学校の様々なトラブルを解決する……と聞こえは良いが銃弾飛び交う普通にイカれている世界だ。
まぁ、答えだけ言ってしまえば俺には無理だなと…なにが無理か?それは人付き合いだ…個性豊かな美女JKが沢山出てくる。主人公である先生はそんな生徒達と向き合って青春を過ごす物語だ。
個性的な奴が居るのは仕方ない…個性が無ければ物語が成立しないから。それは否定しない、だが今の俺にとっては現実だ。
例えば飯が不味いけれども一生懸命作ったアピールがあったからだからそれを完食して美味しかったよと笑みを見せるのはホントに正しいか?そいつは料理が下手くそなんだ。下手くそなら下手くそとハッキリと言う、そしてその上でちゃんと1から料理を覚えようと言うのが場合によっては正しい。しかし主人公という奴はそれが許されない。ソシャゲの主人公はキャラの個性を否定しない。
ただし俺はソシャゲの主人公じゃないのでそれが出来ない。まぁ、ソシャゲの主人公は主人公自身が物凄く強いんじゃなくてガチャで出てくるキャラが強く、それを上手く話し合いでどうにかして動かす管理職みたいなものもあるから。
でも、俺には無理だろうなとは直ぐに思う…特に銃社会はまだしも平然と爆撃系の道具がその辺で売っているイカれた社会で、生徒達のご機嫌を取ろうなんざ俺には無理だ。
何時死んでもおかしくない世界で戦う術すら持っていない。死にたくないとは思うが、俺を転生させた存在が居る以上は神仏の存在は証明されたも同然であの世みたいな世界は多分ある。
取りあえずは俺は生徒達とのコミュニケーションは一線を引いている。シャーレの仕事を手伝いに来るシステムである当番の生徒達は慎重に選んでいる。その上で名字で呼んでいる。あくまでも先生ですよアピールをする為にだ。
不幸なヒロインは普通に居る。様々な問題が起きる…そうなれば、嫌でも吊り橋効果みたいな事が起こる。
一般的な倫理観とかで正論とかを言っている大人がいればそれを正しいとは思うのが大半、俺はシャーレの先生って事だからそれだけで特別視される。そうなりゃ堕ちる奴は堕ちるだろうが、それでも俺はこのスタイルで行く。
現実世界からソシャゲの世界に不本意ながらも来訪している、という形のためか非常に現実味の強い考え方を持った主人公。
二次創作によくあるクソボケ先生とは違って生徒の好意に気づいてはいるものの、徹底して自分を名前で呼ばせないなどの明確な線を引いている。
また、主にゲヘナだが罪を犯した生徒に対しても警告をしてなお止めないようなら指名手配にしたり自らとっ捕まえて矯正局送りにしたりと容赦のない対応をしている。
まさかあの便利屋68が本作開始時点で既に解散させられているとは思うまい…
ミカもトリニティを退学になり、シャーレに籍を置くことになっている。原作の方ではなんとか退学は免れてトリニティで私刑を受けたりしているミカだが、やったことがやったことなだけに普通にこうなっていてもおかしくはない。どっちが幸せ、という点では判断に困るが。
ブルアカの二次創作と言えば先生のクソボケ具合を楽しんだり、キャットファイトを見てニヤニヤするのが主流だが、原作でなぁなぁになっている部分に対してビシっと対応して、その結果ガチ曇りする…それもまた美しい…
まぁ原作の先生が聖人過ぎるだけって言われるとそれはそうとしか…