この世界には、魔女がいる(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、「魔女」という存在が認知されている現代社会において魔女犯罪と戦う警察組織に属するやる夫が主人公の現代ファンタジーもの。
この世界には「魔女」と呼ばれる特別な力をもつ女性がいる。
その力を人々を守ることに使う者もいれば、当然私利私欲の悪事に使う者もいる。
幼い頃、やる夫は魔女の仕業で両親を失った。
家は全焼、やる夫だけが奇跡的に無傷のまま警察に保護された。
母の親戚に引き取られ、幸運なことにとても優しい人たちと可愛い妹に囲まれた生活を送ることになったが、やる夫には2つの問題があった。
1つ目はあの事件以来、他人に対して一切の性的な感情を抱くことがなくなったこと。消える事のない記憶が…両親を殺した魔女の姿がやる夫の心を未だに凍り付かせている。
そして2つ目は…呪い。あの日以来やる夫はどういうことなのか即死レベルの傷以外は即座に回復してしまうのだ。
魔女には眷属と呼ばれる存在がいる。自分の力を他者に与えることで眷属として利用することができるのだが、やる夫の体の何処にも魔女の眷属の証である紋章はなかった。
過去の悲劇から来る正義感とこの体質を利用してやる夫は警察学校を首席で卒業し、とんとん拍子で刑事に昇進。
そして今、やる夫は呪いを解く手掛かりを求めるための第一歩として、これまでの功績を認められ例外ではあるが警察に協力する魔女達の部隊、魔女警察隊への編入を許可されたのだった…
一応ミステリーっぽい作品と作者が宣言しているが、魔法要素が出てるのでやっぱ現代ファンタジーものとして見た方がいいかもしれない。
警察組織らしく事件の捜査をする場面もしっかりあるのでその部分がミステリーにあたるのか。
さて、魔女警察隊に所属している魔女達だが当然善意で協力している者が全てというわけではない。
やる夫が特例で魔女警察隊に所属できたのもその特異体質に目をつけてモルモットにするため！と早々に公言されてたし…
しかし半分好き勝手にやってるだけあって魔女たちの能力は高く、世界的に見て日本の魔女犯罪率はかなり低いらしい。
物語のキーになるのはやはりやる夫の不死身に近い回復能力。
ほぼ間違いなくやる夫の両親を殺害した魔女の仕業だと思われるが、紋章が無いから眷属になっているというわけではないし…本当に呪いなら魔女は何故やる夫にこんな呪いをかけたのか。
やる夫は性的な感情を失っていたが、警察隊の魔女相手にはその限りではなかったようで…？
やる夫まとめくす 【R18G注意】やる夫は魔女警察隊に所属するようです。