鬼滅の刃とありますが舞台は日本ではありませぇん！(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、鬼滅の刃をオマージュしたファンタジー世界作品。でも主人公サイド立場的には鬼滅世界の人間側だけど魔族じゃん…
かつて、この世界では人間と魔物の間で大規模な戦争があった。
しかし人間と魔物には大きな力の差があり、人間達は圧倒的に不利な戦いを強いられていた。
困窮した人間達の中、一人の神父が女神様に祈りを捧げた。「人間に魔物を倒すための力をお与えください」と。
この願いを聞き届けた女神はある人間の夫婦に加護を授け、その夫婦から生まれた子供は健やかに育つと魔物を倒すための旅に出た。
途中で聖なる槍を手に入れた少年は多くの魔物を打ち倒し、ついに魔王の城までたどり着いて魔王を滅ぼす。
人間の王は勇者を讃えて新しい暦である「勇者歴」を始め、人々は平和な暮らしを手に入れた。
時は流れて勇者歴4273年。魔物…竜族の少女チキ(ファイアーエムブレムシリーズ)は人間達に追われていた。
今や人間と魔物の立場は完全に逆転していたのだ。絶体絶命と思われたその時、何者かが助けに来た。
彼こそは魔王軍序列2位、やらない夫(AA)。
これは、女神の定めたクソッタレな世界に復讐する魔物たちの物語。
復讐、と銘打たれてはいるが別に人間達に復讐するという目的で魔王軍は人間を滅ぼすことを目的にはしていない。
なにせ女神のシステムにより人類に出現する勇者は一言で言えばチート。
「自分及び仲間の戦闘力の無限成長、カリスマ、残機∞、才能◎」という「加減しろ莫迦！」と女神に文句を言いたくなるような代物。聖剣もあるらしい。おまけにどれだけの仲間を失おうと心は折れず、「その旅路は必ず魔王の討伐に行きつく」という未来すら決定されている。
元ネタの鬼滅の刃ですらここまで酷くはなかっただろうという突き抜けっぷりに、現魔王の無惨様(鬼滅の刃)は「世界に穴を開ける」という目標を定める。こんなランスシリーズの勇者みたいなの相手にやってられんというわけですね。
力では勝てないということが分かり切っているためか、世界に密かな人間牧場を設置したりと水面下で静かに動いている無惨様たち魔王軍。
彼らの行く末はどこへ向かおうとしているのか…？
暇な時にやる夫まとめ このクソッタレな世界に復讐を！【鬼滅の刃】