これが普通…なのかな?(挨拶
ハーメルンで連載中の五等分の花嫁の二次創作で、主人公の風太郎に突然性欲が目覚めたら、というオリジナル展開で話が進む。時系列的には原作9巻からの分岐。
上杉風太郎は突然自身に起きた変化に戸惑っていた。
端的に言えば性欲を持て余しているのである。
以前はこんなことはなかった。家庭教師をしている5人の女子が近くにいても、全くないとまでは言わないが無視できる程度であった。
それが今はどうだ。彼女たちが近づくたびに香るシャンプーの匂い、シャツの胸元に覗く隙間。全てを意識してしまう。
温泉旅行の時に二乃に告白されたあたりからどうにもこうなってしまっていた。
自宅で一心不乱に雑念を捨てようと問題集を片手にペンを走らせるもやはりどうにもならない。古文の勉強をしていて愛や恋といった単語が出てくるだけで心を乱される。
見かねた父親が風太郎を外に連れ出した。
父親曰く家が貧乏で食べ物を満足に食べさせることができず、栄養が足りずにその分性欲が減退していた。それが温泉旅行や最近の食生活で正常に戻ったのだという。
困惑する風太郎だったが正直この状態はマズかった。試験という決戦が控えている状態で普通の思春期男子と違い、風太郎はこの衝動をコントロールすることに慣れていない。
どうすればいいのか悩む風太郎に父親は声をかけた。「エロ本、買いに行くぞ」
風太郎はガンガン来る五つ子を相手に衝動を我慢できるのか!できませんでした…
開幕の時点でオリジナル展開だが、五月がしっかり好意を持っている点も相違点か。
設定が設定なだけに原作よりもラブコメ度数が高く、ニヤニヤして見ていられるがマジに手を出している描写もあるので風太郎君刺殺されるんじゃないですかねこれ…
あと四葉がどうするかも気になる点。原作ではヒロインルートを勝ち取ったが本作では風太郎が姉妹に手を出してる分、より積極性が必要になってくるがそのためには過去を振り切らなければならない。
これからの展開と話の終着点が非常に気になりますよ…