雷使いって大体カッコいいよね(挨拶
ハーメルンで連載中の僕のヒーローアカデミアの二次創作で、個性「雷獣」という雷に関することが大体できる個性のオリ主がA組に入るお話。上鳴君ェ…
個性。それが人の性格などを表していたのは過去の時代。人々が『異能』と呼ばれる力に目覚め始めた超常黎明期。病として排斥される異能者………その母が言う。これはこの子の『個性』だと。
増え続ける異能者。既存の法律が意味をなさない超常犯罪。対処するのも、当然異能。
自警団として立ち上がった異能者達が欲望のままに力を振るう異能者から民を守り、国々は最早認めるしか無かった。無能者と異能者の数は逆転し、異能は個性と名前を変え世界に受け入れられた。
自警団は国から個性使用の認可を得た職業となり、人々は彼等をヒーローと呼んだ。
そんなヒーローになる為の資格を得るために存在する学校。その中でも特に人気な雄英高校。
現No.1ヒーロー『オールマイト』の母校であり、毎年倍率三百倍の狭き門をくぐり入学する生徒達は卒業後トップヒーローになる事が多い。そんな狭き門に挑む、彼もそんな一人。
「なんで俺が一般入試なんだよ」
『まあ、色々あってね。オールマイトに悟られたくはないだろ?』
「そりゃまあ、そうだが………」
『君は君の仕事をこなせばいい』
「了解、せんせー」
ピッと通話を切り舌打ちしながらケータイをポケットに突っ込む。
「先輩の為にも頑張りますよ、と………」
稲妻カムイ、雄英高校首席合格。彼が己の血に刻まれた宿業に再び相対するのはそう遠い未来ではなかった…
上鳴の個性は電気を纏い、電撃を全方位に放出することぐらいしかできないがこの主人公は電磁波や生体電気、電子のレベルで操ることができるので個性としては格が違う。
それは人を単純な視覚ではなく電磁波などでも捉えられるということであり、つまり全裸の葉隠が見えている…!
また、個性として格が違うのは何も上鳴と比較してというだけではなく、入学後の戦闘訓練でもヒーロー科屈指の個性を誇る轟を歯牙にも掛けないレベル。
そこまで強力な個性を持つのにはどうやら彼の血筋が関係しているようで…?
ちなみにヒロアカ原作にオリ主をA組として入れる場合、パターンが2つあってA組に21人特待生とかそういう形でねじ込むパターンと、A組から誰か1人抜いて20人に収めるパターン。
この小説は後者です。尾白君、アウトー。
初期で外されるのは青山が多かった気がするけど彼は重要なキーパーソンなので…(ネタバレ
原作のオールフォーワンもそうだったけど、個性社会の業はここまで深いのか。