送れるとでも思っていたのかぁ？(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、前世で苦難の道を歩んだやる夫が女神様の好意により難易度設定「スペシャルチート」で現代チックな異世界に転生するお話。これだけ聞けばよくあるなろう系作品みたいだが…？
入即出やる夫は死んだ。そしてこれから異なる世界で転生するらしい。
目の前の女神(魔法少女まどかマギカよりアルティメットまどか)がそれを伝えてきた。こうもコテコテのなろう展開に直面するとは、などと思ったが女神からすればこれは至極当然のようだ。普通に生き死にするだけでは輪廻の輪からの解脱などできない、と。
その女神からすればやる夫は毎回この話をする度に同じような感じで納得しているらしい。つまり、もう既にやる夫自身も何回も転生しているのだ。その記憶はないが。
さて、今回やる夫は転生するにいたって難易度を選択できる模様。
女神曰く前世においてやる夫は難易度「苦行」を選択したがどうにか道を歩み切った後「いやこれ、やっぱつれぇですお」と呟いて今世はかんたんを選択した。
だがしかし、9割アタリのかんたん難易度で超ド級のハズレ枠を引き、その後も言葉で言い表すのも苦しくなる程の人生を歩んだ後に命を落とした。
流石に難易度「かんたん」でこれではあんまりだということで、お詫びに今回だけ特別に難易度「スペシャルチート」を女神が用意してくれたのでせっかくなので…と選択してみた。
転生…というよりは転移に近い形で現代日本とほぼ差がない世界に降り立ったやる夫。
新天地でチートハーレムを！と意気込みを新たにした途端、やる夫の目の前にプログラムのコードのようなものがいきなり浮かび上がってきた…
オイィ！？なんかバグってんぞ！？
本作の特徴を言葉で言えば「地獄への道は善意で舗装されている」。
端的に言えば、女神を始め関係者たちは…やりすぎたのだ。
例えば最初に転生した世界ではチートコードによって出会ったりしただけでも過去改変のような何かが起き、好感度、性交回数、妊娠回数、出産回数が9999回になり突如として市内にやる夫の赤ちゃんが9999人出現してしまう状態に。
これが女性1人と出会っただけでも起こるのだ。10分街を歩いただけで社会滅亡の危機である。新手のSCPかな？
こんな世界が何回か続き、ようやくまともな難易度で人生を送れるようになったやる夫。
ここからはチート染みた何かも少しなりを潜め、穏やかな人生が続いていく。でも転生した時代が昭和後期ぐらいで、令和の時代から転生してきたやる夫にはかなりジェネレーションギャップだった模様。
お風呂に蛇口でお湯を貯めるなんて普通じゃないですか…(老害
みんなもやろう！ヨッシーのクッキー！(ファミリーコンピュータ)
暇な時にやる夫まとめ えっ？ スペシャルチートなしで一生涯ぬるま湯なお気楽極楽生活を？