原作のオメーも似たようなもんだろーがよ！(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、鬼滅の刃に彼岸島の雅が主人公として登場する話。原作彼岸島は無関係で本作の雅は鬼となっている。全12話の中編。
ここは人を食らう化け物、「鬼」とその首魁である鬼舞辻 無惨を倒す剣士たち「鬼殺隊」の本部・産屋敷家の館。そこに2人の人物がいた。
一人は産屋敷家の現当主であるお館様こと産屋敷 耀哉。もう1人は鬼殺隊の不倶戴天の敵であるはずの鬼。その鬼は名を雅と言った。
しかし耀哉は敵意を向ける様子はなく、むしろ雅に対して敬意を払っているように見える。
それもそのはず、雅は驚くべきことに豊臣政権時代から生きている鬼、それもかつての産屋敷家の当主だった。
産屋敷家の人間は未来予知のような不思議な能力を持っているが皆短命であり、かつての雅もその例に漏れなかった。だが、死の間際に死にたくないと願い、宿敵である無惨に屈して鬼になったのが雅なのだ。
無惨に鬼にされたものは無惨に支配されるが、雅は産屋敷家の血のせいか無惨の支配が及ばなかった。その場で無惨を殺そうとしたところで失敗。その後なんやかんやで雅は今の地位、鬼殺もできるお館様の相談役になっているのだ。
今回、お館様から雅に退治してほしい厄介な鬼いると依頼が回ってきた。なんでもその鬼は人間にとっては掠っただけでも致命傷になる毒を用いるらしく、既に5人もの隊員が殉職している危険な相手のようだ。
だが鬼の雅であれば人間用の毒は通用しない。鬼殺隊の蛇柱・伊黒を相方に雅は鬼が出没したとされる埼玉へと向かうのだった…
割と導入部分はシリアスなのだが、雅がメチャクチャダイス強者だったせいで珍道中へと早変わり。お前一体何回クリティカル出すんだよ！
ちなみに豊臣政権時代ということで始まりの剣士ことチートバグ縁壱さんとの関わりもありそうだがダイスでないことになった。残念。
雅自身、現在自分が生きていることを浅ましいと思っているが自分が生きているからこそできることもある、ということで生き恥を感じながら生きているのか。
最初の珍道中以降、伊黒さんが相方ポジになってしまったのは笑うしかない。でも伊黒さんからの好感度は低空飛行だったんだよなぁ…
しかし、忘れてはいけなかった。ダイス監督はエンターテイナーであると同時にゲイのサディストでもあるということを…
血鬼術は産屋敷の人間らしく未来予知。お前もチート枠だな？