どうしてこの世界の人たちって相手のカードを確認しないんだろう…(挨拶
ハーメルンで連載中の遊戯王ZEXALの二次創作小説。主人公は転生オリ主の女性デュエリスト。
彼女、鏡透子(かがみ とおこ)は人付き合いが苦手だった。
人と関わることが苦手だった彼女に、兄は克服するためにカードゲームを教えた。
そのゲーム…遊戯王は他人と言葉を交わすことがとても重要であり、透子自身、対戦している時はちゃんと人とコミュニケーションが取れている気がしていたのだ。
どうしてこうなったのかはわからないけど、別の世界に転生した今も彼女は前世と変わらずデュエルを続けていた。いたのだが…
この世界はで行われているのはどうも彼女の知っているデュエルではなかった。ライフは4000、デッキのシャッフルはオート、挙句にフェイズ移行の宣言も確認もほぼされていない。
元の世界のプレイヤーから見れば墳飯ものの所業だが、こちらではこれが普通らしい。
その能面のような表情、そしてデュエルタクティクスの高さから「コッペリア」と異名を取る彼女は、今日も暗黒界デッキを駆るのだった。
確かに遊戯王のアニメの都合上、フェイズ確認や効果確認を一々やっているとテンポが悪くなるのでアニメなんです!って言われるとそれまでなのだが、リアルのカードゲームでこんな真似を、特に初対面の相手にされたらプレイヤーはキレると思う。皆はマナーを守ってデュエルしよう!
異世界転生してもコミュ障が治っておらず、他人とは話せない、デュエル中も最低限の事しか伝えない、表情も変えない等の特徴があり、対戦する相手からは不気味に思われてたりするが、内面では割とツッコミにまわってたりする。
使用デッキは暗黒界。この世界にシンクロモンスターという概念は無いので暗黒魔轟神ではない模様。グラファだけでも十分強いんですけどね…
デュエリストとしては1話目からシャークに勝利してたり、カイトにも勝つあたりZEXAL世界ではかなりの腕前。
各話タイトルがコンマイの珍解答から取られている。