あの異世界まぁまぁ酷なところだよね…(挨拶
ハーメルンで連載中の僕のヒーローアカデミアと異世界おじさんのクロスオーバー小説。雄英入学前に事故に遭った緑谷出久が異世界グランバハマルで半年間過ごして帰還したところから始まる。
その日は緑谷出久にとって激動の一日だった。
朝から若手ヒーローの活躍を見て、学校ではいつものように無個性のことで弄られて放課後には大切なノートを幼馴染に爆破され、帰路ではヴィランとそれを倒しに駆け付けた憧れのオールマイトに出会い、彼の秘密を知る。
これ幸いと胸に抱えていた疑問を尋ねてみれば返ってきたのは「現実は甘くない」という否定。
更にこれがきっかけで逃げたヴィランに幼馴染が捕らえられる始末。でも捕まってる彼の顔を見たとき、どうしようもなく助けたいって衝動に駆られた。
結局オールマイトが助けてくれたけどヒーロー達には怒られ、幼馴染には捨て台詞を吐かれる。さぁ、これからどうしようかというところで飛び出した子供がトラックに轢かれかかっている光景が目に入った。
考えるよりも先に体が動き、子供を突き飛ばしたところで体に衝撃が走り、出久の意識は途絶えた。
そうして緑谷出久の意識は半年間異世界グランバハマルを旅することとなり、そこで彼はこの異世界にもう17年もいるというセガ大好きおじさんと出会うことになる…
出久が寝ている間にこの事故を切欠としてヒロアカ側の方でも変化が起きており、出久での学校生活や無個性であることなんかが世間に暴露され、てんやわんやの騒ぎになった模様。ぶっちゃけ現代的に考えれば担任が無個性であることを弄ってるのを止めない時点でもう…って感じはするが。
かっちゃんもこの辺は割と堪えたようで下水煮込みみたいな性格から軟化している。原作が過激すぎたとも言えるが…
というか今作のかっちゃんは苦労人ポジである。昏睡してる幼馴染をいつものようにお見舞いに来てみれば目覚めて突然意味の分からん言葉を喋るわ、かと思うとハード戦争につい聞いてくるわ…ちょっとしたホラーだよ。
出久がおじさんの文化的影響を受けまくっていることはさておき、能力面の方でもちゃんと影響を受けている。異世界の魔法を習得しているので今作の出久はワンフォーオール抜きにしてもかなり強い。魔法だけじゃなくて戦闘経験とかも積んでるわけだし。更にちゃんとワンフォーオールを受け取ることにもなるので倍率ドン！それでも敵わないおじさんェ…
なお今作、塚内さんとミッドナイトもヘビーセガユーザーな模様。なんだこの世界線(困惑