比喩じゃなくて割とマジモンの地獄じゃねぇか!(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、女神転生シリーズを原作とした…と思いきや、BlackMatrixというゲームの要素も半分くらい入っている模様。
入即出やる夫は御狐学園に通う中堅デビルサマナー。
たまたま異界に紛れ込み、たまたま覚醒者に助けられてこちらの道に入るというある種定番となっている流れでデビルサマナーになった。
何故かスマホに悪魔召喚プログラムが移せず、クソダサハンドCOMPを今だに使っていることに文句を言いつつも今日もいつもと変わらない日を学校で過ごす…はずだったが。
突然、スマホから聞いた事の無い音が鳴り響く。自分だけかと思ったが回りの他の人のスマホからも鳴っている。
一体何事かと思っていると突如地面に亀裂が入り、地面に空いた穴に真っ逆さまに落ちて行ってしまうのだった。
気が付くと牢獄のような場所にいた。鉄格子で区切られた他の部屋に学園に通っていたと思わしき生徒、そして見知った教師の姿もある。
話を聞いてみると、なんと一人を除いて全員覚醒者。
とりあえず巻き込まれてしまった一般人に軽く解説をしながら自己紹介を進めていると、最初からこの牢の奥の方にいた人物から注釈が入る。ここは地獄を模した魔界であると…
最初の読んでいるうちは女神転生if…を原作とした作品なのかと思って読んでいたが、導入部こそ同じだがどうやらBlackMatrixというゲームと女神転生シリーズをミックスさせた作品になるようだ。
BlackMatrixの方は知らない作品だったので、wikiで概要を調べてみるとあの有名なサモンナイトシリーズを開発したフライト・プランのゲームであり、サモンナイトの前身に当たる作品らしい。こちらの方はダークファンタジーだが。
さて、本作の目的は言うまでもなくこの地獄からの脱出。
そのために地獄を探検して回ることになるが人間社会とは常識が異なっており、「平等・愛・正義・自由・弱者・人権・友情」が大罪扱いされている。普通の人間が生きようとするとクッソ面倒な七つの大罪だな…
ちなみにやる夫達は牢に最初からいた人物ことアリサ(閃の軌跡)から譲り受けた秘神マヨヒガを移動拠点として活動している。まぁご都合主義だけどこのぐらいはね?
しかし、この魔界には封じられているものがあるようで…?