とでも思っていたのか?(挨拶
ハーメルンで連載中のジョジョの奇妙な冒険…と、鬼滅の刃のクロスオーバー作品。この時点で既にネタバレではあるが、ジョジョからは能力のみのクロスとなる。主人公は女性オリ主。
「彼女」は死んだ覚えもなく、突然別の世界に来ていた。
真っ暗闇な山の中、服が違っているから転移・転生ではなく憑依だろうか。そんなことを考えながら、「彼女」は自分を追ってくるある存在から逃げていた。
それは現代社会ではお目に掛かれないような異形の存在。
「柔らかそうな子供だァ!」とハイテンションで追ってくる異形をから必死に逃げてはいたが、ついに足を踏み外して落下、丁度地面にあった突起に体を強打し、肺から空気が絞り出される。
ここまでなのか、何が何だかわからないうちに死ぬのか。
ところが苦し気ながらも呼吸をすると、化物が触れた手が焼け焦げていく。
自分でも何が起こっているのか上手くわからないが、残る力を振り絞りながら化物の顔に手を当てると、化物は悲鳴を上げながら灰となって崩れ去った。
危機が去った後、状況を分析していた「彼女」ははたと気づいた。
「これ、波紋…だよな」と。そう、「彼女」はジョジョの世界に来ていたのだ!…「彼女」の中ではな。
冒頭でも軽くネタバレしたが彼女が憑依したのはジョジョの世界の人間ではなく、鬼滅の刃の世界。
吸血鬼や屍生人と同じく太陽に弱い鬼、そして偶然使えてしまった波紋。これらの要素が「彼女」を強烈に勘違いさせ、日本にも吸血鬼がいて、柱の男のような存在がいる(当然無惨の事である)。これを波紋を知っている自分が対処しなければならない!と、「彼女」は居もしない柱の男達との戦いに備えて必死に修行をすることになる。
当然、鬼と戦っていれば鬼殺隊とも接触するわけで、「彼女」がこの世界に来たのは江戸時代という設定から、鬼滅原作開始の時系列では鱗滝さんと同じぐらいの年代の人となり、柱最年長となっている。結構珍しい立ち位置だな…
残念ながら2020年5月で更新停止中。このままエターとなってしまうのか…