なろう系ご用達の魔王主人公ハイファンタジー。
主人公の魔王「ルルスリア=ノルド」は最終決戦で勇者に敗れ、命を落とす。次に彼が目を覚ますと、自分は人間の赤子「ルル=カディスノーラ」へと転生を果たしていたのだった。
魔族が滅びたとされてからもう数千年の時が流れており、ルルは成長してから生き残った魔族を探しに行くことを決意する。
しかし、再会は意外と早くに訪れるのだった…
転生自体には現状本人やその他の意図が絡んでいるわけではなく、全くの偶然の模様。
魔王と勇者のハイファンタジーにしては勇者側があまり絡んできてないのと、人間側で聖女がどうもキナ臭い動きをしているのが伏線っぽい。
主人公は魔王としての魔力を引き継いでおり当然のように作中最強クラス。神様のような何かから力を貰ったりと強引な描写が無いのは小説では好感がもてる(錯乱
書籍化作品で現在6巻まで刊行中。なのだが2017年から更新が停滞しているのが気になるところ。