中々のごった煮クロスだな…(挨拶
ハーメルンにて完結済みのリコリス・リコイルとウルトラマンネクサス、更にJUDGE EYESまで混ざっている多重クロスオーバー作品。主人公はこの世界でウルトラマンネクサスに選ばれたオリ主。
東京、錦糸町─────
「ありがとうございましたー!」
錦糸町駅から少し離れた場所。どちらかといえば繁華街ではなく、住宅街の方に入った中にポツンと立つ喫茶店。名を喫茶リコリコという。
その喫茶リコリコの店員であり、看板娘と自ら自称している錦木 千束の声が店内に元気よく響く。
ふと、彼女の目に留まる一人のお客さんがいた。
この時間、そしてお店の雰囲気からは珍しい、男性のお客様。もちろん他にも男性はいるが、ほとんどは常連さん。それ以外だとカップルで来ている人がほとんどで、一人というのは珍しい。年齢もパッと見だが、自分とそこまで変わらないはずであり、おそらく高校生くらいだろう。
「ちょっと千束、何ボーッとしてんの!」
キッチンで忙しなく手を動かしている同じくここで働いている中原 ミズキは千束に声を掛ける。おそらく彼女の目から見て、サボっているように見えたのだろう。
「えっ?あぁごめんごめん。いやね、あのお客さんさ、なーんか不思議だなぁって思って。ほらあそこの男の人。」
そう言って手は動かしつつ、キッチンの方からそのカウンター席に座るお客さんに目を向けてみた。
「どれどれ?・・・まぁ確かに不思議だけど、でも男の子のお客さんなんてよく来るじゃない。特に、あんたたち目当てに、ね!」
そんな店員たちのやりとりも目に入らないのか、彼はアイスコーヒーを前にじっとあることを考えていた。
なぜ・・・"この「光」は、俺のところに来た?"
それは怪獣も防衛組織も無いこの世界に、不穏の影が忍び寄っている証左でもあった…
リコリス・リコイルに登場する組織「DA」は犯罪者を事件を起こす前に抹殺する国家の秘密組織だが、あくまでDAは所謂対テロ…対人間用組織。ウルトラマンネクサスの相手であるスペースビーストと戦うことはできない。
プロローグでジャッジアイズに登場する八神と海藤も登場し、彼らはリコリス組とはまた別口でネクサスを追うことになるのだが、彼らもまたただの人間。
この世界においてスペースビーストの脅威から人々を守ることができるのは正真正銘主人公しかいない。流石に神室町のヤクザでもスペースビーストには勝てんか…
何故この世界にビーストが現れたのか、何故主人公はネクサスに選ばれたのか。そして主人公の抱えているもの。それは…
また、主人公の葛藤も本作の見どころの1つ。こんな力を持っているなら全ての人を守らなければならないのではないか。守れなかったのならそれは全て自分の責任ではないのか。
そんな考えに囚われている彼に、ある人が助言をくれる。…え!?まさか登場するんですか!?
あの金ピカ共マジで余計なことしかしねぇな!
ハーメルン +LycorisーNEXUS JUDGEMENTー