エ〇同人の体育教師なんて竿役に決まってるよなぁ!?(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、同人エロゲー「魔法戦姫サマーカラー」の世界に竿役の体育教師として憑依転生したやる夫が主人公。もちろんこの作品はオリジナルです。
この現代社会…一見平和なように見えるが、裏では悪の組織とその魔の手から人々を守る「魔法戦姫」と呼ばれるいわゆる変身ヒロインが戦いを繰り広げていた。
そしてやる夫はいつの間にかこの世界に憑依転生していて、自分がこの世界…同人エロゲー「魔法戦姫サマーカラー」の世界の竿役の一人である中年体育教師だということを知っていた。
やる夫自身、ヒロインの凌辱には乗り気でありその日を今か今かと待ちわびている。…が、現在は本編開始の1年前だった。
このゲームの主人公であるサマーカラーこと夏色花梨(TOKYO6 ENTERTAINMENT)は現在やる夫の勤めている高校に通う1年生であり、彼女がサマーカラーの力を手にするのは今から1年後。
やる夫は今の時点で完全にその気なのにこのままあと1年…作品の時系列も考慮に入れればヒロインを好き放題できるようになるまで1年半もある。
いっそ物語が始まってしまう前に…とも考えたが逮捕エンドか返り討ちもあり得る。
と、そこまで考えてやる夫はあることに気が付いた。
確かゲームではやる夫こと中年体育教師がサマーカラーを襲うイベントの時に、サマーカラーのステータスが一定値を超えていると撃退することが可能だったのだ。
それはつまり、そっくりそのままやる夫が撃退される可能性があることを示している。
一応ゲーム上ではその分岐選択は2週目を前提としたステータスが要求されるものであり、現実的ではない。…が、万が一があれば間違いなく死ぬ。
やる夫はそんなエンドはお断りだと体を鍛え始めるのだが、これが全ての歯車が狂い始める原因だった…
同人ゲーの竿役中年体育教師…あるいは中年用務員なんてものは生徒を下卑た目で見ていて欲望を隠そうともせず、業務もサボりまくって弱みを握って脅迫からの…というのがお決まりのパターンだが、悲しいかなここは現実。
教師としての通常業務に加えて体育教師ならほぼ当然運動部の顧問も担当しなきゃならないし、非行生徒対策に街の見回りなども…いや、教師って現実目線だとホント大変だよね…
と、気が付くと文句を言いながらもジムに通い体を鍛え、業務に真面目に取り組む教師の出来上がり。教師の鑑かよぉ!下卑た視線は相変わらずだから鑑は言いすぎか。
ところが体を鍛えた結果、本編で凌辱される予定の脇役生徒を哀れに思って絡んできたチンピラから助けたり、イベントが早まってクソみたいな校長が起こしたクソみたいなイベントから同僚の女教師を助けたり、何故かヒロインの相談に乗ることになったり…君本編開始前にキャラの攻略の方が終わるんじゃない?
ちなみにこのゲーム、作品的にはかなりソウルライクなゲームらしくエロ目的のプレイヤーからはアクション部分が邪魔、アクション目当てのプレイヤーからはエロが邪魔と言われることに。名作エロゲあるあるですね…