混ぜるな危険(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、ムダヅモ無き改革と咲のクロスオーバーのような作品。主人公は表向き男子高校生だが、正体は国から派遣された特務機関所属のやる夫。
春、それは出会いの季節。
女の子との出会いを求めて高校に入学し、麻雀部へ入ることにしたやる夫。しかし彼には裏の顔があった。
この世界、麻雀が政治に齎す影響は大きい。実際に国のトップ同士が麻雀で外交問題に決着をつけたりする。
つまるところ将来有望な雀士の確保は国の急務であり、やる夫は極秘裏に才能の持ち主を集めて育成するための特務機関から派遣されたスカウトマンだった。
やる夫が入学したこの学校は日本屈指の麻雀の強豪校で、全国大会に出ればその分女子高生との出会いも多くなりスカウトも捗る。
早速麻雀部に顔を出してみるとしっかりと「原石」と評するに相応しい才能の持ち主たちがいる。
しかも男子だからと自分が舐められている様子も見える。
確かに自分は男子だがこれでもスカウトマンとして派遣されるだけの実力は持っているつもりだ。
どうやらまず「分からせる」必要があるようだ…そう思いながらやる夫は卓につくのだった…
ええ、当然やる夫も異能持ちです。
やる夫の異能は「危険を感じ取る」というもので支配力という点では大したことないが、麻雀に置いて危機感知はとても重要。かつやる夫自身もスカウトマンだけあって自分の戦い方を心得ているため、異能の強い打ち手とも渡り合える。
序盤は「やる夫がこの(比較的)弱めの異能を上手に活かして闘いながらスカウトしていく話なのかな~」と思って読んでいたのだが鹿児島…霧島神境に遠征試合に行ってから物語が急加速する。
なんとここでダイス監督に愛されたヒロイン、小蒔ちゃんの凄まじい活躍によってやる夫突然の覚醒。
前に振っていたダイスで祖父があの鷲巣様という事も加わりスーパーサイヤ人並みの麻雀力を見せつけることになる。ダイス監督!?
ダイス監督の急展開はいつも物語の流れをぶっ壊すなぁ(悟り
やる夫まとめたお やる夫はムダヅモなき咲世界のスカウトマンのようです