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ブルーアーカイブを、もう一度。

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怪文書怖いでしょう…(挨拶

ハーメルンで連載中のブルーアーカイブを原作とした二次創作小説。主人公はループしている記憶のある「先生」。

「…先生、起きてください」
誰かが自分を呼ぶ声がする。目を開くとそこは「見慣れた」連邦生徒会のロビー。
呼びかけてきた声にも覚えがある。「七神リン」…連邦生徒会に所属する生徒の一人だ。
彼女についていくとレセプションルームで4人の生徒と出会う。ユウカ、ハスミ、スズミ、チナツ…皆懐かしい顔ぶれだ。そして誰にも気づかれないように小さく「ここからなのか」と呟いた。
現在連邦生徒会長が失踪し、サンクトゥムタワーの管理者がいなくなったためここキヴォトスは大混乱に陥っている。
しかし自分が連邦捜査部「シャーレ」の担当顧問となり、シャーレの部室の地下にあるモノを使うことで連邦生徒会の行政制御権を取り戻すことができるらしい。
またここから始まる。
我々は望む、七つの嘆きを。
我々は覚えている、ジェリコの古則を。
以前は失敗した。私は先生で生徒を教え導くものだと自分に言い聞かせ、どこか一線を引いていたから。
良き大人である為に自分を律してきたから。
しかし本当の意味で理解し合うためにはそれでは駄目なのだ。今度こそ、彼女たちと本当の絆を育む。
故にー己の性癖を隠さずに生きる!

台無しだよ。最後の最後で。
本作は逆行ものにあたる。非常に重厚な文章で内容が描かれており、読みごたえが素晴らしい。
が、この作品、真に凄まじいのはあとがきである。
作者のこの作品を書き始めた目的…というかブルーアーカイブという作品に対する愛…愛?で溢れており、本編よりも濃厚なんじゃないかというレベルのキャラに対する曇らせが繰り広げられる。こえぇよ。
スタンスとしては生徒への被害は絶対に許容しない方向か。自分から生徒を傷つけるような真似はしないし、生徒に牙を剥くなら何を用いても叩き潰す。
そうして愛する生徒を守り続けては傷だらけになってメンヘラとヤンデレを量産するんだぁ…

こういう作品は需要が尽きませんよね…

ハーメルン ブルーアーカイブを、もう一度。

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