闇に閉ざされた世界に現れた一筋の光。
非安価系やる夫スレ。エログロというよりはホラー方向にダーク風味のファンタジー作品で、主人公はやる夫、ヒロインは原作では悪名高い沙条愛歌が務める。この作品ではクッソ可愛い先生なので安心して欲しい。
作品はやる夫が魔女こと愛歌から魔法を中心に様々なことを学ぶ風景から始まる。
最初の方は時折おかしな様子を見せながらもやる夫に魔法を教えていく愛歌の二人が描かれているが、やる夫がとある城に住まう「化け物」に目を付けられたことから物語が動き出す。
化け物の配下に城に拉致され、やる夫が城で見たものは…化け物ではなく可愛い女の子(はがないより小鳩)だった。
この作品に登場する「魔女」と呼ばれる「存在」はある「呪い」をかけられており、不老不死は共通だがそれとは別に+αで掛けられた人物によって違うもの…端的に言えば「状態異常」になっている。
例えば愛歌なら、世界に存在する生き物等が「おぞましい何か」に見える「狂気」にかかっていて、人付き合いを嫌う様子を見せたりするのはそのためだったりする。そりゃ愛歌視点でみれば死ねない上に化け物しか見えないんじゃ発狂してもおかしくはないが。
では何故やる夫とは普通に会話できてたりするのか、というとやる夫には何故かこれらの呪いが通じていないのである。つまり愛歌からすればやる夫は化け物だらけの世界に現れたたった一人の「人間」なのである。沙耶の歌かな?
読み進めていくうちに何故やる夫には呪いが効かないのか、何故魔女達は呪われたのか、等の様々な事柄が明らかになってくる。そして彼女達の一筋の光となったやる夫を狙う別の魔女達…ヤンデレハーレム的な様相を呈してまいりました…!
この作品、なんと書籍化が決定している。
書籍の作品名は「君は死ねない灰かぶりの魔女」というタイトル。
可愛い愛歌先生を見て興味を持った方は是非購入して欲しい。