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時に拳を、時には花を

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夢の競演(悪夢)

アニメ「結城友奈は勇者である」を原作とした「ウルトラマンシリーズ」とのクロスオーバー作品。
捨て子だった主人公の熊谷竜児は世界を守る勇者を管理する組織「大赦」に拾われて組織の一員となり、勇者部の監視役についている。彼はある日、空から来た「赤い巨人」と人類の宿敵であるバーテックスとの戦いに巻き込まれ、重傷を負う。ウルトラマンシリーズのお約束ともいうべきか、「赤い巨人」ことウルトラマンメビウスは竜児と融合し、彼の命を助ける。地球でのウルトラマンメビウスの戦いが幕を開けるのだった。

作品を読んで目に付くのは「結城友奈」の世界観と「ウルトラマンシリーズ」の世界観設定をしっかりとかみ合わせているところ。
敵役のバーテックスについてもウルトラマンシリーズの視聴者なら見た事あるなぁ、という怪獣を「フュージョンライズ」という「ウルトラマンジード」に出てきたいわゆる融合を行い、それをバーテックスとして出現させているため「ウルトラマンの一方的な蹂躙かぁ?」と思いきやむしろ相手の方が「インチキ能力もいい加減にしろ!」というレベルの怪獣が出てくる。しかし何故バーテックスがフュージョンライズなんてしてくるのか?
ちなみにウルトラマンシリーズでは「マルチバース」と言って端的に言えば並行世界が普通に存在している設定ではある。
作品冒頭でこのメビウスは別の宇宙から来たという設定になっていて、この宇宙の地球で過去に何が起こったのか、また竜児もただ「捨て子である」というだけでなくこれも伏線として後々驚愕の事実が明らかになってくる。

心優しいメビウスは地球の現状や防衛する組織の実態、そして竜児の自己犠牲的な在り方に心を痛め、わずかに失望し、そして彼を導こうとする。読んでいてテレビでは未熟だったメビウスが…と感慨深くなる。

文章力や作品設定共にかなりのハイレベルな作品であり、読み終わった後に確かな満足感を得られた。ウルトラマンシリーズのファンにはおススメの作品。

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