煽りスキルカンスト勢か?(挨拶
ハーメルンで連載していた鬼滅の刃の二次創作小説。主人公は現代からの転生者だが原作知識はなく、また戦うこともほぼほぼしない。
夜の闇の中を疾走する2つの影があった。
片方は人間、片方は鬼。しかし、鬼は一向に人間に追いつけずにいた。あまりにも人間が早すぎるのだ。
しかも煽ってくる!永遠に続くかと思われた追いかけっこだが、鬼には時間制限があった。日の出、という時間制限が。
煽られて頭に血が上っていた鬼はそれに気づかずに慌てて隠れようとするも、鏡によって反射された日光により、あえなく消滅してしまった。
鬼の中には人間の中に紛れて生きているものもいるらしく、消滅した鬼が持っていた財布から頂戴した金を手に、人間は意気揚々と遊郭へ向かおうとした。
これは、鬼と戦わずに持ち前の足の速さで逃げ続ける人間のお話。
鬼滅のオリ主と言えばバトル系漫画の主人公ということで大体戦闘能力を持ち、鬼殺隊に最初からいたり途中でスカウトされたりするが、この主人公は鬼と戦わずにその異常な身体能力…もとい足の速さで逃げ続けてきた、という経歴の持ち主。
まぁ、鬼殺隊には戦闘要員ではなく飛脚という形でスカウトはされるのだが。
現代では医学の知識があるようで、それを生かしてしのぶさんと接点を持っていく。
足が速く戦闘メインではない、とは言ったが鬼殺隊にスカウトされてからは足の速さと煽りスキルを生かした戦闘補助、特性の肥やし玉や知恵を使って上弦の鬼と対峙することはある。
この身体能力には原作で最強とされたあの人との意外な接点が…?