番長!番長じゃないか!(挨拶
ハーメルンで連載中の鬼滅の刃とペルソナ4のクロスオーバー小説。
主人公はお馴染み番長。
八十稲羽市に来てから1年。鳴上悠が激動の日々を過ごしたこの町を去る日が近づいていた。
名残惜しいが明日には行かなければならない…そう思いながらも眠りについた悠は、奇妙な感覚と共に目を覚ました。
気が付くと闇の広がる森の中に立っているばかりか、八十神高校の制服を身にまとい、あまつさえかつての戦いで使った武器すら持っている。
この感覚には覚えがあった。以前イザナミに夢の中に誘われた時の感覚に似ているのだ。
しかし、これは夢であると同時に現実でもある。奇妙な確信が悠の中にはあった。
戸惑いながら森の中を彷徨う悠は、化物と遭遇する…
この番長はイザナミ撃破後のため(P4G+PQシリーズも入っている)、レベルの高いペルソナも使えるフルスペック番長。
しかし、鬼滅世界においては悠にとって「夢」ではあるが同時に「現実」でもあり、ペルソナ能力を完全に発揮できるわけではないという設定がある。
具体的にはアニメのようにペルソナを顕現させて操ることはできず、ペルソナの耐性やスキルを扱えるのみにとどまっている。それでも十分だが。
時系列的にはちょうど無限列車編の直前で、煉獄さんは助かるのか?と期待を寄せながら読める。クロスオーバーと原作死亡キャラ生存は二次創作の華みたいなもんだと思う。
ちなみに悠を見た無惨様のビビりから敵も強化される模様。大丈夫か鬼殺隊…