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ニンジャヘッズ・ウィズ・タイマニン

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どっちもニンジャが出て殺す作品だな!(挨拶

ハーメルンで連載中の対魔忍シリーズとニンジャスレイヤーのクロスオーバー…いやこれクロスオーバーか?主人公は現実世界から対魔忍シリーズのことを全く知らずに転生したニンジャヘッズ。

「イヤーッ!!」
この悲鳴を聞いて人は何を思うだろうか。女性の悲鳴、それが一般的であろう。
しかしそうではない。この声は「カラテ」の意気を込めたもの。満身の力を込められた貫手は本来ならば人体など容易く貫通していたであろうが…
「…参りました」
直前で停止。貫手の指先は愛らしい鼻と唇、人体の急所たる人中をぷにっと押すに留まった。
「まだまだカラテの練りが甘い。全身に神経を集中させるのだ」
そう言い放ったのは異様な風体の男であった。全体的に赤黒い「ニンジャ」としか言いようのない装束を纏った男である。
一方相手をしていた可愛らしい少女・水城ゆきかぜは不服そうだった。
自分には忍術があるのにここまで徒手格闘の訓練をする必要があるのか。と。
だが男は冷静に教え子をたしなめる。もし仮に敵が絶縁体装備をしていたどうする、自分の忍術が通用しなくなったらお前は何もできずに逃げるのか、と。
「ジツを封じられようが多数に囲まれようが卑怯な手を取られようが、最後にはカラテが物を言う。荒事も陰謀も、何事も暴力で解決するのが一番だ」
唐突ではあるが、ここで「この男」の話をしよう。彼には前世があった。
彼は前世で知っていた、されど架空の存在であったはずの家系に生まれたことに驚愕することとなる。
彼は忍者…それも退廃とマッポー入り乱れる、「対魔忍シリーズ」と呼ばれる世界に対魔忍の家系として転生したのだ。
だがオタクではあるがエロゲーに興味はなかった彼は対魔忍を知らなかった。
代わりに彼は重篤なニンジャヘッズ…つまりは「ニンジャスレイヤー」シリーズの熱狂的なファンだった。
このことが彼の誤解を加速させ、彼は対魔忍をニンジャと認識してしまったのである。
…こうして誕生したのがくせ者揃いの対魔忍の中でも変人、と言われる「マゾクスレイヤー」だった…

ドーモ、マゾクスレイヤー・サン。読者です。
ちなみに主人公の苗字は藤木戸。やっぱりニンジャスレイヤーじゃないか(困惑
主人公はアサギの依頼で東京キングダムの地下、カオスアリーナに乗り込んでいくのだがニンジャヘッズである彼はニンジャの不文律である「イクサの前にはアイサツ」「アイサツ前のアンブッシュは一度まで」をこのマッポー世界でも律儀に守っている。敵は乗ってくれる訳がないんですけどね…
しかし如何にニンジャスレイヤーのコスプレをしていようと彼はニンジャスレイヤーではないし、ここはニンジャスレイヤーの世界でもない。その差異に苦しめられることもある。
顕著な例は手裏剣…もといスリケン。
ニンジャスレイヤーの世界においてスリケンはニンジャがニンジャソウルの力で自ら精製できるが、彼はそういう力を持っているわけではないので購入するなどして補充しなければならない。
代わりにニンジャを名乗っている対魔忍なので、対魔粒子の力を用いた忍法が使えるからカラテだけで戦っているわけではないのだが。

ところで魔族の中には普通に生きているだけの善良な魔族もいるんですが…

ハーメルン ニンジャヘッズ・ウィズ・タイマニン

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