狂気の沙汰程面白い…!(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、黛冬優子(アイドルマスター)が高額レートのカジノを始めとした様々なギャンブルに挑戦する作品。原作とは何の関係もないと思われる。
ここはとある超高レートカジノ。
そこのルーレットで10連勝中の女がいた。しかもゲームごとに掛け金をオールインしているというとんでもない女。
そして次の勝負に勝てば11連勝、最初の掛け金の2000倍もの金が手に入る。
ここでも女は勝利するがディーラーに焦った様子は見られない。
何故ならここまでの展開、すべてがディーラーの手の上だからだ。
11連勝?ヨーロピアンルールでのハイローでここまで勝つ確率は数字にすれば0.036%。絶対に無いわけでないがほぼ「ありえない」。つまりルーレットの出目はディーラーによって操作されている…!
ディーラーがここまで女を勝たせたのは一重に集客のため。ここしばらく客が減っていたこのカジノに、客を気持ちよく勝たせて良い評判を広めてもらうことが目的。
そろそろ集客効果も十分だろう。そう判断したディーラーは掛け金を回収するべく女を次の勝負へと誘う。
女が乗れば出目を操れるディーラーにとって、勝つことなど赤子の手をひねる程容易い。
だがディーラーは知らなかった。自分が鴨だと思っている女は、体の中に猛毒を持っているということを…
最初はルーレット、ポーカーといった定番のギャンブルから入るが、「ホワイトデーゲーム」や「コイン当てゲーム」などの巨額の資金を賭けたオリジナルのギャンブルも加わっていく。どんなゲームなのかは結構複雑なので作品をチェックしていただきたい。
作品の方向としては嘘喰いに近いのかゲームのルールを理解し、更にルールの穴を突いたり相手のイカサマを食い破りつつ自分の罠を仕掛けていき、不利だと思う状況からも冷静に勝利をもぎ取っていく。
冬優子が何故裏カジノで金どころか命を賭けるようなギャンブルに挑んでいるのか、それは過去に相対した「ある人物」が大きく彼女の人生に関わってくる。
まだ完結してはいないが話の展開的には最終章の手前ぐらいか。