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ハーメルン 僕のヒーローアカデミア

盲目のヒーローアカデミア

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一歩間違えばこういうことになってたかもだぞかっちゃん(挨拶

ハーメルンで連載中の僕のヒーローアカデミアとMARVEL作品の「デアデビル」とのクロスオーバー。とはいえデアデビルことマットは登場せず、デアデビルの要素を出久にプラスした感じ。

僕、緑谷出久は他の子どもと同じようにヒーローを夢見ていた。
4歳になった時、無個性と診断されるまでは。その時は、泣いて、それでも、僕はヒーローになる夢を捨てきれなかった。
そんな僕に、第2の試練が待っていた。それは6歳の頃だった。
いつものように幼馴染のかっちゃん達に無個性であることを理由にいじめられていた僕は、海浜公園に逃げ込んでいた。
この海浜公園というのは、潮流の関係でゴミが集まりやすくそれに伴って不法投棄が相次いでいた場所だった。
ゴミ山に逃げ込むと、かっちゃん達も追いかけてきた。その時、ゴミ山がかっちゃんの爆破の個性の衝撃で揺らぎ、頂上にあったドラム缶がバランスを崩した。
それがかっちゃんに当たると思った時には、僕は駆け出していた。夢中でかっちゃんを突き飛ばし、僕は、ドラム缶に入っていた液体が目にかかった。
それが、僕の見た最後の光景だった。
「息子さんの瞳が、見えることは、二度とないでしょう」
その時は、一瞬医者が何を言っているかわからなかった。ただ、お母さんのすすり泣く声だけが耳に響いていた。
そう、僕の目は見えなくなってしまったのだ。
母さんにかっちゃんの母さんが泣きながら謝っていたのが記憶に残っている。
かっちゃんも泣いてた。俺のせいでごめんって、泣きながらかっちゃんは謝った。僕はその時、笑って二人に言った。
「大丈夫だよ。どうにかなるよ」

原作はアレですがヴィジランテ的な活動をする作品ではありません。
この後デアデビルの象徴である「レーダーセンス」を獲得し、幼い頃に経験した「もう1つの出来事」を経てヒーローを目指すようになる。
やらかしたことがやらかしたことなだけに爆豪の出久に対する態度が原作に比べて大分優しくなっている。口は悪いままだが自分の前を歩くなと言ったり杖を使うように言ったりと、不器用ながらも気遣いが見える。原作はちょっと行き過ぎだった気がしないでもないんだよなぁ…
出久の方も無個性なのは変わらないが、固めた決意が違うのかボクシングジムなどに通って体を鍛え、点字本を読んで知識を身に着けており原作よりも肉体がかなり仕上がっている状態。
原作の流れよろしくヘドロヴィランに襲われてオールマイトに出会うが、オールマイトに助けられるまでもなくレーダーセンスと格闘術でヘドロヴィランを撃退している。
更にレーダーセンスによってオールマイトの負傷を即座に見抜いている。レーダーセンス万能すぎか…?
また、原作との大きな相違点として雄英に入学する前にオールマイトに連れられI・アイランドを一度訪れている。
この時にシールド親子と顔見知りになるが、同時に「デアデビル」側からの登場になるあるヴィランとの因縁も生まれてしまう。

かっちゃんとの距離感や増えたヒロインによるレース要素なんかも含めてかなり好きな作品だったが、1か月半ほどの連載後、更新停止。更新ペースも良かっただけに悲しみ。

ハーメルン 盲目のヒーローアカデミア

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