モンハンってちょっとでもリアリティを求めるとこうなる(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、モンハンシリーズを原作としている成り上がり系。主人公はタイトル通りキル夫。
この世界の自然は豊かだ。そして同時に厳しくもある。
森、砂漠、火山、そして空…至る所にモンスターとよばれる大型の生命体が存在し、常に生存競争を繰り広げているのだ。
常人では到底太刀打ちできないようなそれらのモンスターを狩り、人々の生活圏を広げ、時には自然との調和を図る者たちがいる。
彼らはハンターと呼ばれ、この世界の人々にとっては欠かせない職業となっていた。
ここに一人、新たなハンターが誕生しようとしている。彼の名はキル夫(2chAA)。
村で見習いとしては一番の腕っぷしを持っていた彼は、故郷の村を離れて正式なハンターとなり生計を立てようとギルドのあるこの街へとやってきた。
早速出会った「情報屋」を自称するアルゴ(ソードアートオンライン)に案内されて街を散策し、道具屋、加工屋、ギルドで様々な人々と出会っていく。
彼は立派なハンターになることができるのか…?
自称「クソ田舎」から出てきたキル夫だがこの「クソ田舎」、どうも中々の魔境のようでダイスの結果日常的に大型が出没し、上位クラスの個体すら出てくるんじゃないかというところらしい。
更にダイス監督によればクック先生の討伐経験もあり、見習いとしては十分どころか単純な討伐の腕なら一人前ぐらいはあるんじゃねぇか、というのが街に到着した時点のキル夫の腕。プレイヤーか?
また、この作品は一般的な作品に比べてリアリティ…というよりもほんのりダーク風味になっている。
具体的にはハンターの末路。モンハンプレイヤーならお馴染みの緊急クエストをこなせなかったパーティが下位クラスで足止めを受け、前に進もうとしたパーティもメンバーの悲惨な死を見て心が折れて娼婦になったり…
それだけでなくキル夫の故郷と似たような地方の村がハンターを村に常駐させようと露骨に若い娘をハンターに宛がおうとしたりなど、人々の生活に苦心の跡が見て取れる。まぁ突然モンスターに食い殺されてもしょうがない世界だしね…
我々が普段プレイしてるモンハンも描写してないだけでこういうの日常茶飯事なんだろうか…