昔似たようなゲームがありましたね…(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、オリジナルのVRデスゲームにやる夫達が参加するという作品。SAOのようなVRMMOタイプではなく、昔あったアダルトゲームのシークレットゲーム -KILLER QUEEN-のようなタイプ。
思えば最初からおかしいところはあった。
日当50万、年収換算1億円以上のバイトなんてどう考えてもおかしい。
それでもプロゲーマー限定、なんて釣り文句でホイホイ誘われてしまったのは自分だった。
やる夫が船のような場所から投げ出され、たどり着いたのは無人島のような場所。
軽く状況整理をしていたやる夫だったが、この島にたどり着くときにしがみついていた板に、ゲームのルールが表示されていく。
ここから始まるのは目標あり、人殺しあり、魔物ありの15日間に渡るサバイバルデスゲーム。
果たしてやる夫は生きて帰ることができるのか…?
ゲームのルールは結構複雑なものになっている。15名のプレイヤーにはアルカナに準えた目標が設定されており、例えばやる夫なら戦車(チャリオット)として「魔物を15体以上殺害する」という個別目標が課せられている。難易度もアルカナによって差があり、特に世界(ワールド)の目標は「自身以外の全参加者死亡」という非常に難易度の高いもの。
やはりシークレットゲームを彷彿とさせる内容だが、大きく違う点としてこれはVRの世界であること、そしてやる夫も含めて大体の参加者は外からVRMMOで使っているアバターを持ち込んで参加しており、プレイヤー同士での戦いもハイレベルなものになっている。例えばこの世界にもSAO、そしてSAO事件があり、やる夫はSAOからの生還者。
作品のメインは頭脳戦。ただ漫然と目標をクリアするのではなく、他プレイヤーと協力したり、説得したり、騙し合ったり。特に他人のアルカナを騙ったりするのはこの手のゲームの冗長手段であるとも言える。
設定自体かなりシリアスだが、やる夫がほとんど表情を変えず、淡々と対応していくのが作品全体にうすら寒いような雰囲気を醸し出している。だが、このデスゲームの裏側にはとんでもない事態が潜んでいた…