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小説家になろう 異世界転移・転生

フシノカミ

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ハイテンション異世界開発記(挨拶

小説家になろうで連載していた完結済みファンタジーっぽい何か…だが、ファンタジー要素はあんまりない。
辺境の村で生まれた、前世の記憶っぽい何かから本に執着を持つ少年、アッシュ。
集落での教育機関を兼ねている教会へと、本を読ませてほしいと頼み込みに行くが、この村に赴任してきたフォルケ神官は自堕落な生活を送るばかりだった。
最初は面倒くさそうにしていたフォルケだったが、アッシュの熱意に負けて字を教え、本を読ませてやることにした。
持ち前のチート知識…というよりは、文字に対する理解力を活かして1か月で文字が読めるようになったアッシュ。
それからしばらくして、アッシュの理解力に何かを見出したフォルケは、彼に1冊の本を読んで欲しいと渡す。
それは今は読める者のいない、古代語で書かれた本だった。

いかにも古代語の研究を主題にした小説っぽい切り方をしたが、こっちはどちらかと言えば伏線に近い。
この先は、村の生活水準を上げるためにいろいろなものを開発していく方向に話がシフトしていく。
森で取れたアロエから軟膏を開発し、その資金で養蜂したり…
転生者がチート魔法でどうこう、っていう作品ではないので、その辺は期待しないように。
一足飛びな発展ではなく、徐々に生活水準が上がり、暮らしが豊かになっていく様子が描写されているので、中身は結構濃厚。

書籍化されている作品で、書籍版タイトルは「フシノカミ1 ~辺境から始める文明再生記~」。
これweb版からすればある意味ネタバレなんじゃあ…

小説家になろう フシノカミ

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