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ネオドミノのテッペンに立ちたくて

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お前のエクストラは没収した…!(挨拶

ハーメルンで連載中の遊戯王5D’sの二次創作小説で、主人公は現実世界のマスターデュエル勢。マスターデュエルのデッキがあるならいかに遊戯王世界とて余裕…と思っていたんですよ…

「いつまで寝てんのー! 起きなさーい!」「う、うぅん……」
ゴンゴンゴンと木・製・の扉を叩く音と、扉越しに聞こえてくる母親の声を聞き、闇の奥深くに沈んでいた俺の意識が急速に浮上する。
ブラック企業(そんなにブラックというわけじゃない。割と普通)に勤める社会人である俺は、土日前という事もあって貯まった残業を必死こいて片付けた後、ワンルームの安アパートに戻って死んだように寝てたはずなのに……なぜ母親の声がするのだろう?
ぼんやりした頭に様々な疑問が浮かんでくるが、とりあえずそれらは横に置いておいて……俺──相川雄二は掛け布団を跳ね飛ばしながら目を覚ました。
起きた俺の声を聞いた母さんはブツブツと文句を言いながら扉から遠ざかっていき……そうしてドスドスと足音荒く階段を降りていく音が俺の耳に入ってきて。そこでようやく、俺は周囲の違和感に気が付いた。ここは、俺が子供の頃に住んでいた部屋だ。
「マジかー、マジでかー。夢じゃないのかー。マジで遊戯王ワールドじゃーん。すげえ発展しちゃってるじゃーん。ていうかおらが町がネオドミノにすり替わってる~」
ここはネオドミノシティで、俺がかつて住んでた市は存在そのものが無いらしい。ネットで検索しても出てこなかった。 若返ってはいるものの、俺自身の肉体や精神も以前の“俺”と大差ないらしく、また母さんや父さんも(若返っていたが)俺の知る二人そのままだった。
「ここは素直に、強くてニューゲームだと喜んでおくべきだな、うん」
ここは遊戯王ワールドのネオドミノシティ。デュエルの腕前が何よりも重視される世界なのだ。
そんな世界において、デュエルが数ある娯楽のうちの1つでしかなかった前の世界での記憶を持つ俺は、まあ……一般人としては、かなりのアドバンテージを持っているはずだ。一般人としては。
それに俺のデッキは令和最新版の超絶つよつよデッキだし? 5D'sの時代じゃ反則そのもののデッキ……だったんだけどなあ。

遊戯王のアニメといえば神のカードがあったり、カードが世界を創造できたり、デュエルで重要な物事が決まったりするトンチキ世界。
この世界が遊戯王5D’sということは、現実世界換算ではアニメ放映時期である2011年代ぐらいまでのカードが中心で、召喚方法で言えばシンクロ召喚までしかこの世界にはないということ。
少なくともマスターデュエルが始まった令和の環境デッキを持つ主人公はこの世界で最強…!とはならなかった。
何故なら彼のデッキはセンチュリオン。決闘者諸君ならばご存じだろうがセンチュリオンというテーマはレベル12の超大型シンクロモンスターを中心に戦うテーマであり、センチュリオンテーマのシンクロモンスター以外にも赤き竜やコズミックブレイザーなどのシンクロモンスターをエクストラに採用してデッキを構築するのが基本だった。
だが、先ほども述べたが遊戯王ワールドでは世界の運命を左右するようなカードが存在し、それらは間違っても一般人が持っているような代物ではない。
そして、赤き竜やコズミックブレイザーといったカードは遊戯王5D’sの根幹に関わるカード。よって主人公のエクストラからはボッシュートされてしまっている。
そして残ったエクストラの枚数は1枚!デッキの中身もモンスターカードは3枚!残りは全部魔法罠!令和のつよつよデッキはどこに…?
ある意味でとんでもねぇハンデを背負ったが、それでも令和のテーマなだけあってこの世界でもかなりの強さ。単純にレガーティアズルいよレガーティア。
デュエルアカデミアに在籍してるのでタッグフォースのヒロイン達にフラグを立ててるのが個人的にヨシ。タッグフォースの女の子達いいよね…

何気にクラッシュタウンに戻る前のロットンとライディングデュエルしてて草。粗挽き肉団子にされなかったかー。

ハーメルン ネオドミノのテッペンに立ちたくて

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