インフルで死んでました…(挨拶
非安価系やる夫スレ作品で、現代日本でオタク高校生やってたやる夫が異世界の王国の第三王子に転生する話。
何かに潰されて死ぬ酷い夢を見て飛び起きた。
いや、違う、夢じゃない。何故か今の自分には【生まれてからの記憶が2つある】。
記憶がごちゃごちゃしてて訳が分からないがひとまず思い出した。
自分は伊勢界典清高校に通っていた高校生。
放課後に友人のやらない夫、誠(School Days)、達也(魔法科高校の劣等生)とバカ話をしながらゲーセンに行こうとしていたところで特大の地震がおきた。
慌てて避難しようとしたときに上から降ってきたものに押し潰されて死んだのだ。
そうして今の自分に転生した。今の自分はラキック王国の王子、ヤルオ・ブキャナン・ラキック。今日が15歳の誕生日で、起きたら「儀式」を受けに行く予定だった。
自分が異世界転生なんて目に遭うとはちっとも思わなかった。こんなことになるんだったらやらない夫から異世界転生ものを借りておけばよかったと嘆いても後の祭り。
確かこういうのはチートみたいなもんを貰って活躍して幸せライフを送るんだった…が、今のやる夫は王子として既に十分いい暮らしをしている。
後は現代知識で無双するものもあったはずだが、今いるこの世界は前世の地球ほどではないが機械などの文明も発達しているから現代知識無双をしたくでもできない。
終わったお!
あれ?裕福な暮らしだしチートや現代知識で無双できなくても別に終わったというほどではないのでは?
と思うだろうがやる夫の方に特殊な問題がある。
プロローグでやる夫が受けに行く予定だった「儀式」というものはラキック王国の王子が15歳を迎えた時に受ける試練の儀式のことであり、簡単に言えばモンスターが多数生息する聖域の最奥にある像に触れて王の証を入手してくるというもの。
そして如何なる理由か不明だが、やる夫は科学よりも魔法が主流な世界で魔法が全く使えない。
つまりそれはやる夫が余程の剣の達人とかでない限り試練に向かえばほぼ死ぬだろう、ということである。
まぁここまでの流れならほぼテンプレと言っても過言ではないが、「一般的な」魔法が全く使えないやる夫には特別な魔法が使えるようになるんですがね!
特別な魔法を手に入れたその瞬間からやる夫の運命が始まる…という王道ファンタジーなストーリー。異世界に転生した時点で運命が始まってないか?というのは言わないお約束。
まだ原作で本名すら判明していないニヤニヤ教授(ブルーアーカイブ)をメインヒロイン格に据えているのは中々の挑戦…というか既にメインキャラにできるほどAAあるのかよ!
やる夫スレ本棚2号館 第三王子に転生したけどもう駄目かもしれない