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その他 ハーメルン

デジタルモンスター研究報告会

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彼らは如何にして進化の道を歩んできたのか(挨拶

ハーメルンで連載中のデジタルモンスターシリーズを原作とした二次創作。研究報告会と題されているだけあって、本作はデジタルモンスターという存在が如何にして発生、進化していくかの過程をある研究室の視点で見ていく。

人類が今日まで築き上げてきたコンピュータネットワーク。そこにデジタルの世界…デジタルワールドが存在することをとある研究チームが発見した。
更にこの世界の海の底でタマゴらしきものが見つかったのだ。
研究チームはこのタマゴの1つを海の底からもう少し穏やかな環境に移し、観察することにした。
やがてタマゴにヒビが入り…クラゲのようなものが生まれた。果たしてこれは生命なのか…?
研究チームはこの生命に「プヨヨモン」と名付け動向を見守っていた。
するとプランクトンを摂取していたプヨヨモンの前に捕食者・スイムモンが現れプヨヨモンに襲い掛かった。
あわやプヨヨモンが捕食されるかと思ったその時、なんとプヨヨモンが環境に適応し変態したのだ。
二枚貝のような姿に変態したプヨヨモン…いや、シャコモンは高速で真珠を放つことでスイムモンを見事撃退してみせた。
この急激な個体の成長はもはや「進化」の領域である。研究チームはこれらの生物に「デジタルモンスター」、デジモンという名称を付けることにした…

話はデジタルワールド黎明期と言える部分から始まり、地球の生物の進化のように水中型デジモンの誕生から陸上へ進出して陸上に適したデジモンに進化、他のデジモンとの生存競争へと話が移っていく。
形式としては小説というよりはやはり報告書のように感じられる。テレビで放送していたデジモンのアニメでは選ばれし子供たちやデジヴァイスといったファンタジー的な側面が強かったが、本作ではこのデジモンは何故この進化の道筋を選んだのか?このデジモンの生態はどうなっているのか?といった生物学的な側面が強調されている。
研究チームとしてもただ観察しているだけではなく、デジモンのタマゴを確保して孵化させ、自分たちでも育成を試みている。最終的にどんなデジモンに進化するのか…

第一部ではデジモンの生態に重点が置かれていたが、現在連載中の第二部では人間社会とデジモンの関りを描いている。

ハーメルン デジタルモンスター研究報告会

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