趣味の読み物まとめブログ

このサイトはJvTが今まで読んだやる夫スレやネット小説をおすすめするサイトです。これから小説ややる夫スレを読む皆様の一助になれば幸いです。

オリジナル ハーメルン

脳筋、きさらぎ駅に行く

投稿日:

やはり暴力…暴力はすべてを解決する…!(挨拶

ハーメルンで連載中のオリジナル現代ホラー系(?)小説で、タイトル通りきさらぎ駅から始まり、邪神や怨霊などと戦うことになったある男を主体として物語が進む。

唐突だがきさらぎ駅という怪談をご存じだろうか。
2004年に2ちゃんねるのオカルト板に投稿された書き込みが元ネタの都市伝説で、要約すると「はすみ」という名前の投稿者が「きさらぎ駅」という見知らぬ無人駅にたどり着き、駅周辺での奇妙な出来事をスレッドに書き込みながら途方に暮れているところを通りかかった車に乗せてもらったところで書き込みが途絶える。
現代の神隠しとも言える怪談だが、今まさに一人の男がこの謎の駅に到着しようとしていた。
乗っていた電車がいつもの帰り道と違う風景の場所を走っていて、ほかの乗客も気が付かないうちに消えている。
とにかく車掌がいるなら訊いてみようと運転席に行ってみるも暗幕が下ろされ、ノックにも応答はない。
なので…手持ちのカバンの中にあった水筒で窓ガラスを叩き割って侵入してみた。…うん?
ところが誰もいなかったのでブレーキをかけ、ついでに運転席にあった鉄パイプを持ち外に出て進んでみると「きさらぎ駅」にたどり着いた。
「どこだよ!?」と意外にも電波の通っていたスマホで検索してみると出てきたのは都市伝説に語られる架空の駅。
どうするか考えた末に、人を探して歩くことにした。声を上げながら線路沿いに歩いていると「伊佐貫」と書かれたトンネルから女性が何者かから逃げるように走ってきた。
更にその女性を追いかけるようにして3mはあろうかという巨漢がこの世のものとは思えない形相で走ってきた。
よし、殴るか!

ジャンル的にはホラー…なんだろうけどホラーの皮を被ったギャグだと思う。
主人公は別に昔からこういった怪異に関わってきたわけではなく、このきさらぎ駅の案件を始めとして裏側の世界に関わることになっていく。
脳筋の名の通り怪異を殴って黙らせることができ、政府直下の組織ですら手を焼いていた邪神すら身体能力でぶちのめすパワー系主人公。現状最強ものといっても差し支えないんじゃないかな…
ちなみに作者は別名義だが過去に紹介した『裏山で保護した野良犬がニホンオオカミだった。』の作者と同一人物。

まだ始まったばかりの作品だが注目作の1つになっている。オオカミの方も続き楽しみにしてます…!

ハーメルン 脳筋、きさらぎ駅に行く

スポンサーリンク

-オリジナル, ハーメルン
-, , ,

Copyright© 趣味の読み物まとめブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.