養豚場の豚にトンカツにされるという自覚はあるのか…?(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、オリジナルファンタジー作品。主人公は元豚のやる夫。比喩ではなく本物の豚である。
地球のある養豚場に一匹の豚がいた。
名前すら付けられていない家畜だが、家畜なりに夢はあった。
それは、美味しいトンカツになることだ。
自分もいつかは食べてくれる人を笑顔にするトンカツになりたい…
そう考えていた豚は、豚舎の火災に巻き込まれ死んでしまった。
死んでしまった豚は、全ての豚の運命を司る神、子豚大王の力によって、ファンタジー世界にオーク(やる夫)として転生する。
オークに転生しても彼の夢は変わらない。
誰かに美味しいトンカツとして食べてもらうことである…!
転生先の世界はダーク風味な世界観をしており、通常のこの世界のオークは女を犯すし、男を殺す一般的なアダルト作品系のオークとして認知されている。
だがこのヤルオークはそんなことに微塵も興味はない…!
頭の中にあるのは「いかにして自分を美味しく食べてもらえるか」を作中ブレることなく考え続けている。
そんなわけで、この世界の人間の常識とは大きくかけ離れた行動をするヤルオークのギャップが作品の面白さとなっている。
しかし、トンカツになりたいヤルオークとは裏腹に、ダークファンタジーが牙を剥いてくるのだった…
あと、合いの手のせいで完全に怪人物と化した、養豚場の主の佐藤さんも見どころの一つ。この人豚に対して何やってんの…?
暇な時にやる夫まとめ 【R-18・あんこ】ヤルオークはトンカツの夢を見る