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落第騎士の英雄譚 意識低い系風味

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才能とは残酷なものだ(挨拶

ハーメルンで連載中の落第騎士の英雄譚の二次創作小説で、類まれなるどころではない才能を持つオリ主が、その才能だけで全てを圧倒していく話。

いかなる分野においても、上に立つ者は強靭な意思を持ち、血の滲むような努力を重ねている。
そんなものは幻想だ。真の天才には努力など必要ない。
俺の人格形成を語る上で、第二次リーマンショックという出来事は欠かせないだろう。
まだ幼稚園に通っていた俺には、テレビ画面上で踊る経済関係の言葉は理解できなかったが……その後に来た就職氷河期で、どれだけ多くの人が苦しんでいるのかという事だけはありありと分かった。
順風満帆な人生を送っていた者が、一瞬でドン底へ転落する恐怖。
そういう薄暗い、見ているだけで鉛を飲み込んだような気分になるあれこれは、俺の人格に大いなる影響を及ぼした。
「……安定が一番だ。国家資格を取って公務員になろう……」
激しい成功はいらない。穏やかで、波乱のない、平凡だが何より安定している人生。
植物のように、根を張りずっしりとした人生がいい。華やかに成功したとて、一寸先が闇かどうかなんて誰にも分からないのだ。
そういうわけで、俺は安定した仕事を求めて破軍学園に進学した。
『ザザ……ザ……。生徒会より、生徒のお呼び出しをいたします。1年・甘木悠さん、甘木悠さん。生徒会室までお越しください』
今日もまた、「天譴」と呼ばれる史上最強の伐刀者がその力を振るう…!

非常に小市民的な考えを持つオリ主だが、その持っている力との乖離が激しい点がオリ主の抱える問題点であり、本作の最大の見どころ。
このオリ主の強さの根幹は他者を全く歯牙にもかけない程の剣の才能。
誰かに師事していたことどころか碌に鍛錬をしたこともなく、その上で七星剣王という学生騎士最強の称号を手にしている。しかも試合直前までゲームで遊んでいた。
本作中でも過去に生徒会長・東堂刀華と試合をした際に下手くそな気遣いで持ってこれでもかと手加減し、更に研鑽を積んだ東堂から再試合を申し込まれたその結果…
と、凄まじいまでの力を所持しているのだが、対して他の伐刀者が持つような確固たる意志や信念を持たないため、金で簡単に動かせてしまう問題がある。
魂を固有霊装として出力するため、伐刀者として鍛えるということは己の魂を錬磨すること。
つまり、己と真に向き合うことで伐刀者は力と自我を強くしていくのだが、最初から文字通りの最強だった主人公には自我を磨いたことがない。なんだコイツ、自然災害か?

「虎が鍛錬なぞするかね?」とは誰のセリフだったか…

ハーメルン 落第騎士の英雄譚 意識低い系風味

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