皆の脳をレンジでチンしちゃうぞ!(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、ブルーアーカイブを原作としてオリ主ポジションに存在しない記憶を相手に見せるチートを持ったやる夫を起用している。
やる夫は気が付いたら異世界転移を果たしていた。
全く知らない場所で宛てもなく彷徨っていたところをおじさんを名乗る女の子に拾われ、廃校寸前の学校に入学することに。
やる夫はこの展開に心当たりがあった。以前の世界で流行っていたソーシャルゲーム、ブルーアーカイブだ。
アニメを途中までしか見ておらず大雑把なことしか知らないが、少なくともヘイローを持っていない上に先生のようにアロナもいない自分では適当に生活していたら死ぬことだけは理解していた。
今現在アビドスにはセリナとアヤネが入学しておらず、原作の開始はまだ先。
流石に廃校寸前の高校の生徒におんぶにだっこという生活はやる夫の良心が許さなかったようで、今のうちにどうにかバイトを探して生活基盤を作ることを画策する。
その点で言えば非常に人口の少ないアビドスは銃撃戦が起こりにくくやる夫にとっては比較的生活しやすい場所だった。
だが、やる夫は知らなかった。自分が他者に会うと自分に関連する存在しない記憶を見せるという制御不能のチートを身に着けていることを…
この「存在しない記憶を見せるチート」というのが本作における最も重要な点であり、ダイス監督の手腕の見せ所でもある。
ブルーアーカイブに登場するネームドキャラクター(ただし生徒のみ)にやる夫が遭遇すると、ダイスによる判定が行われ、出目が高いと好意や愛情を持つようなプラスの記憶、出目が低いと殺意や嫌悪を持たれるようなマイナスの記憶が相手の脳裏に走る。
例を挙げると極端に低い出目を出したアヤネは、アビドスでハーレムを築いておきながらアビドスに拘る皆の説得に疲れてアビドスを捨てて出て行った、というようなメンタルブレイクもやむなしな記憶を見ることに。
なお、この存在しない記憶は「この世界」に存在していないだけで並行世界、あるいは前の周回で実際に起こっていた事実である模様。ヤバすぎィ!
また、やる夫自身は戦闘能力を持たないだけで接客・料理・オペレート・メカニックなんでもできるというナチュラルチートオリ主みたいなステータスを持っている。ダイス監督やりすぎですよ…
プラスの記憶を持つ相手からは前と同じような関係になることを求められ、記憶が無くてもスパダリムーブで惚れられるパターンもある…これぞオリ主だな!
でも「ブルーアーカイブ」の起点は先生だから、オリ主が先生ポジションにいない限り生徒達が先生に信頼を寄せるようにしないと詰むのがブルアカ二次創作の難しいところですよね…