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オリジナル ハーメルン

転生超越者は胸の穴を埋めたい

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愛されたことの無い者は、愛することを理解できない(挨拶

ハーメルンで連載中のオリジナルファンタジー小説で、異世界に集団転生という形で移動した主人公が元から空いていた心の穴を埋めるため、ハーレムを目指す話。目的の割にシリアス度が高い。

コノエが異世界に召喚されたのはとある春の日のことだった。日本で死んで、気付いたら広間にいた。意識が薄れて、目を瞑って、開いたときには別の場所だった。
訳が分からなかった。呆然としていた。だってコノエは病死したはずだった二十代最後の誕生日に発覚して、それから三カ月で死んだ。
病に気付いたときにはもう手遅れで、苦しんで、苦しんで、その果てに一人で死んで。
それなのに、目を開くと何故か知らない場所に居た。
周りには似たような人達が沢山いて、でも彼らもコノエと同じく呆然としていた。理解できなくて、どういうことかと頭を抱えた。頬をつねったり、夢なのではと目を開いたり閉じたりもして――。
そんな状態がしばらく続いた頃。唐突に広間の壁が開いて、一人の男が入ってきた。そして言った。「――我らはあなた方の世界の技術が欲しい」
それからこの世界のことを学んだ。この世界は停滞しているため、それを打破するために地球から技術者や科学者を召喚していること、ただし選んで召喚することはできないので死人を無差別に呼び出す形式なこと。
この惑星の地下に邪神が作り出したダンジョンがあって、それを攻略することがこの世界の宿命であること、でもダンジョンが広すぎて攻略するのはほぼ物理的に不可能であること。
また、神様も実在していて人類に力を貸してくれていること。
様々なことを知りながら図書室で一人勉強をしていると、授業を担当している教官の一人が声を掛けてきた。
話はこの世界の誰もが持つ神から授かりし力「加護」の話になり、この世界の人間は血筋や育ちに影響されて貰う時に選ぶことはできないが、転生者は何の加護を貰うのか選ぶことができる特典があった。
悩んでいる、と答えるコノエに教官はこう告げた。
「生命魔法にしよう、それがいいよ。金でも、名誉でも――そして女でも何でも手に入る。ハーレムも簡単だよ。絶世の美女奴隷を百人でも買ってきて侍らせることもできるよ?」

この流れでバカエロ方向に話が進むとハイスクールD×Dに行くのかもしれないが、本作はシリアスが9割を占めている。
まずこの世界が表社会はお気楽気味の現代地球と違って邪神に滅ぼされかかってて、しかも現地人では打つ手がないぐらい魔物がダンジョンから溢れてきたり、死病が蔓延してたりと過酷やねんな…
さて、主人公の選択した生命魔法で何故そんなに何でも手に入るのかというと、生命魔法の使い手は邪神の手から人類を守護する超越者「アデプト」になるからである。
人類を守るために戦う代わりに様々な特権が許されている。その中で主人公の目を引いた特権が禁止薬物…惚れ薬の使用を許されているというもの。
お前超越者になってまで惚れ薬かよ!と、思うかもしれないがこの主人公、両親が浮気で離婚したことによるネグレクトから始まり、学校でも就職先でも文字通り死ぬまで孤立していた人間であり、根本的に他人を信じることができない。
故に人の心は信じられないが薬なら信じられる。惚れ薬を飲んだ人間なら自分のことを好きになってくれる…そういう悲壮に歪んだ願望からアデプトになる道を選んだ。
だが、この主人公にはアデプトとして1つ重大なものが欠けていたのである。

彼は薬に頼らなくても胸の穴を埋めることができるのか?電撃文庫より書籍化済みの作品。

ハーメルン 転生超越者は胸の穴を埋めたい

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