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大学受験舐めてんのか

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勝者には希望ある未来が待っている。でも敗者にもその後の人生は存在するんだ(挨拶

ハーメルンで連載中のようこそ実力至上主義の教室への二次創作小説で、原作知識無し転生オリ主が原作の舞台である高育に入学しながらもその実態に呆れ、有望な人材に真面目な教育の事を教えていく話。

東京都高度育成高等学校。
日本から世界に通用する人材を育成するための教育機関。外部には秘匿された教育と3年間の寮生活が強制される代わりに、卒業生には望む進路を国が叶えてくれる特権が与えられる、まさしく国家を率いるエリートを育成するための学校。そんな謳い文句と共に馬鹿げた額の国費が投じられている金食い虫だ。
「どんなものかねえ」
土門司(どもん つかさ)の前世の日本には存在していなかった学校。そもそもこの世界はかつて司が生きた2000年代からの現代日本とは政治の動向や経済の状況、日本の発展度合いなどいろいろな部分が大きく違っている。
司はこの世界が前世で友人からタイトルとあらすじだけ聞いたことがある「ようこそ実力至上主義の教室へ」というライトノベルの世界だということは理解していた。
この高育という学校で与えられる特権などには別に興味は無い。ただ、この転生先の世界のある意味根幹にあるであろう高育という存在に興味があるというだけだ。
だがこの学校は、ある意味で司の想像を遥かに超えていた…

作者の方が最初の解説で明記しているが、本作はアンチ・ヘイトの側面が強く出た作品である。これから本作を読もうという方はこの点に留意して読んでいただきたい。
さて、よう実の二次創作と言えばオリ主がA~Dの様々なクラスに所属し、クラスの中で頭角を表したりしてのし上がっていくような作品が主流となっている。
しかし本作は主人公が高育の教育システムに着目し、「教育機関として」の高育に見切りをつけていく作品…要約すれば設定にツッコミを入れていくタイプの作品である。
ぶっちゃけフィクションなので現実的に考えての整合性とかは仕方のない部分もあるのだが、確かに本作を読んでいくと「なんでこれが許されてんだ…?」という設定が多々ある。
それに原作での高育の教育はルールの穴や裏を突くような暗闘を推奨している傾向があり、これを教育として3年間施して育つ人間が本当に日本を率いていけるエリートになるのか…?
などの教育機関としては色々間違っている部分に目を向け、個人個人の進路に向き合おうとする主人公を描いている。斬新な作品は大歓迎だぁ(歓喜

常識的に考えれば弱みを握ったからって脅しにかかる坂柳もドン引きものだよなぁ…

ハーメルン 大学受験舐めてんのか

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