メンテ感覚で世界を滅ぼすのやめてもろて…(挨拶
ハーメルンで連載中の転生したらスライムだった件とFateのクロスオーバー二次創作小説で、主人公は何故かFGOのアルジュナオルタになって無の海にいたオリ主。原作知識はない。
はてさて。
目が覚めると、俺は実に見覚えのある創世滅亡輪廻の神、アルジュナ・オルタになっていた。
恐る恐る周囲を見渡せば、重力の無い黒一色。
それを俺の神としての感性が「無」であると結論付けた。
…いや、意味がわからないが!
とりあえず誰かいないか探そう。ふよふよと無をかき分けて目視で探そうとするも、そもそも光がないから目では見えようがないことにはたと気がつく。
「…ひ、光あれ!」
神と言えばこれだろう、と思って恥じらい8割で叫べば、理屈はわからないが空間内に光が満たされる。
そうしてようやく目を開いたのだが、やはり見渡す限り真白い空間が広がっているだけだった。他の存在はおろか物質の一つだって存在しそうに無い。何となく体操座りをしながらふよふよと惰性で動くこと数時間。
第六感的な何かが、未知の物体がものすごい速さで近づいてくるのを察知した。
存在規模としては俺と同程度。巨大な白い爬虫類に似た姿。蝙蝠の翼に、雄々しき獅子の瞳を持つ。
まさに竜だ。しかも巨大で喋る。
「こんなところにボクと同じ無より生まれたものが存在しているなんてね。こんなこと生まれて初めてだ」
こうして名も無かった創世竜に「ヴェルダナーヴァ」と名前を付けて2人(?)で創世を始めたのだが、ある日突然自分で作った世界を冒険するために全知全能を投げ捨て、権能を世界にばら撒くヴェルダナーヴァ。
このため世界を見守る創世神としての立場についたオリ主。原作ではヴェルダナーヴァしかいなかったので、ヴェルダナーヴァ無き後も世界を管理しているオリ主のおかげで転スラ世界が少しマシな方向に進んでいるのが特徴か。
特に原作開始前のミリムがソーマで暴れた時の件がオリ主の力でまるごとほぼ無かったことにされているので勇者サリオンがラプラスになることなくまだ存命。中庸道化連さん!?
元は現代人のはずだが、創世期から長い時間を生きてきたおかげで時間間隔が大分狂ってる。20年は普通の生き物の感覚で一瞬ではないぞ!
アルジュナオルタよろしく千年ごとの滅び&再生もやっているようで、リムルのいた地球でも天体イベントとかいわれて風物詩のようになっている模様(誰も滅んでいることに気が付いていないせいで空が黄昏に染まるだけと思われている)。そんなイベントあってたまるか。
なんでリムルにアルジュナが肩入れするのかって?ソウルブラザーだからさ!