ガチ勢とエンジョイ勢の境目って難しいよね(挨拶
ハーメルンで連載中のポケットモンスターSVの二次創作小説で、パルデアに転生した元エンジョイ対戦勢が配信者となって現実世界での対戦知識を元にポケモンの型や戦法をリスナーに解説していく。
広大なネットの海の中、今日も配信に勤しむ一人の配信者がいた。
配信をするごとに増えていく登録者数とコメント、そこでのやり取りが楽しくて気づけば大好きな趣味になっていた。
そんな趣味で誰かの為になれたら―と思ったのがエンジョイしながらポケモン講座。
ポケモンバトルに勝ちたい人、このポケモンについて知りたい人、様々な人の疑問に応えることをし始めたらいつの間にか登録者数はシビルドン昇り。
が、そんなことは如何でもいいかのように文字通りにエンジョイしながらの配信がそこにある。
「は~い皆さん今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。ナビゲーターは私、エンジョイポケモン放送局のラビがお送りします。それでは本日の取り上げるポケモンは此方」
この世界のポケモンバトルはアニポケのようにこうそくスピンで砂を巻き上げたり…などの戦法はあるようだが、サイクル戦やサポート要員を用いての戦術的な勝ち方はあまりメジャーではない様子。
そんな中一人戦術・戦略的な戦い方を配信を通じてプレゼンしていく主人公が仕事熱心なトップチャンピオンの目に留まらないわけもなく…
熱烈なスカウトを受けながらもジムリーダーや四天王にはなりたくない、と思って断り続ける主人公。
しかし、SV主人公2人のコライドンとミライドンを見てパラドックスポケモン…すなわちパルデアの危機が迫りつつあり、見て見ぬふりをしていいのかという葛藤もある。
さて、各話タイトルは基本的には紹介するポケモンとその型になっていて環境トップにチラホラ見るようなポケモンもいれば、「いや、ランクマで見たことないっす…」みたいなのもいる。まさしくエンジョイ勢と言ったところか。
型破りドリュウズ君にはいつもお世話になっております。